彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

OpenIndiana への移行手順

※ 【注意】 134"b" からの移行の場合、追加的な留意事項有り OpenSolaris ハッカソンでは、もっぱら Mercurial 関連作業をやってはいたのだが、一応裏では、持ち込んだノートPCの VirtualBox 環境に入れてある OpenSolaris(snv_134) の、OpenIndiana 移行な…

OpenSolaris ハッカソン (2012.03)

今月は、通常の東京 OpenSolaris 勉強会主催の勉強会ではなく、OpenSolaris ハッカソンと題して、静岡合宿での作業の続きを実施。っつーか、僕は件の静岡合宿には行って無いのだけれど、"Japan OpenSolaris Users Group Packages" プロジェクトの履歴管理に …

ノート PC の Wi-Fi 接続性改善の続き

設定変更をしてアクセスポイントをリセットしたら、暫くは接続性が改善されたのだけれど、何かを契機に再び接続性が急速に悪化する事態に。接続できても暫くすると突然切断されたり、そもそも接続が開始できないといった具合。検索してみると、2ちゃんねる…

Python Developers Festa 2012.03

Mercurial ハンズオンのスタッフ要員として、Python Developers Festa 2012.03 に参加してきた。主催の id:Voluntas 氏を初めとする運営スタッフの皆様、および参加者の皆様、お疲れ様でした。それから、私の到着、ギリギリ時間過ぎでしたね。受付のお手数を…

TokyoMercurial #2 まとめ

TokyoMercurial #2 に参加してきた、というのは既に書いたのだが、先のエントリは『とにかくサンプルコードをさっさと公開する』だけのものだったので、改めてまとめをしてみようと思う。 KPT (Keep Problem Try) の抽出 Keep Wi-Fi/電源等のインフラがしっ…

TokyoMercurial #2

TokyoMercurial #2 に参加してきた。# 公式ページは bitbucket 上に今回も開催/運営お疲れ様でした! > id:troter色々まとめたりしていると、公開が遅くなってしまうので、とりあえず『コミットメッセージを事後改変するエクステンション』実装の概要を貼…

確定申告

平成23年は退職が絡む年であることから、還付金の多寡に関係なく確定申告が必須なため、最寄の税務署へ行ってきた。20世紀末の学生時代に、バイト代の源泉徴収からの還付目当てで、確定申告をしに税務署に行った事があるのだけれど、当時はやたらめったら人…

グルジア ⇒ ジョージア

Mercurial のパッチを投函した際に『グルジア (Georgian) 文字だと上手く動かないケースがあるよ』と Matt に指摘された当初は、「ジョージア州って固有の文字を持ってるの?」と、頭の上に疑問符が出まくりだったのも、今となっては良い思い出。と思ってい…

"internal:patch" 実装経緯のメモ

『*.rej ファイル生成』形式のマージの実装過程で得た知見のまとめ。※ Bitbucket 上で hgext-mergebypatch として公開してます"mdiff.unidiff()" と "patch.internalpatch()" の組み合わせで、とりあえずは所望の機能が実現出来ることを確認出来たのだが、案…

『*.rej ファイル生成』形式のマージ

色々ドタバタしたせいで、またまた間隔があいてしまったけれど、TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その6。ちなみに、結構長いです。あと、python コードもバンバン出てきます。でも Mercurial の用法に関しては全然出てきません(笑)。事…

ファイル内容をマージしないマージ

Mercurial 2.1 リリース絡みのドタバタで間があいてしまったけれど、TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その5。"hg merge" でリビジョンの枝分かれをマージする際に、一般的な設定であれば、いわゆる『3-way マージ』と呼ばれる方法で、…

MQ におけるフェーズ機構

Mercurial 2.1 版から導入されたフェーズ機構は、『必要が無ければ、特に意識する必要が無い』類のもの。でも、折角なので、一番手っ取り早くフェーズ機構の恩恵を受けるであろう MQ との併用モデルについて説明する。以下の説明は、フェーズ機構の概要に関…

OpenSolaris 勉強会 2012.01

東京 OpenSolaris 勉強会主催の 2012.01 勉強会に参加してきた。"The Art of Network Protocols RIP編" 枠は、RIP による経路情報伝播を可視化する話。そして赤青メガネで画面を見つめる謎の集団化する参加者(笑)。『飛び出す経路情報!』という発想は無かっ…

revset の "remote()" に振り回される

Mercurial の 2.1 版リリースに向けてメッセージ翻訳をしていて、revset の "remote()" の仕様が良く分からなかったので、動作確認してみたら、どうもバグを見つけたみたいだったので、急遽修正パッチ&確認テストの作成をすることに。今日も『TokyoMercuria…

中間リビジョンの事後導入

※ Emacs の shell バッファ上における "hg qrefresh -i" 実行に関して追記@2012/02/08 TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その4。TokyoMercurial #1 当日に、参加者から以下のような質問が: MQ を使って修正作業を行う際に、想定以上に…

series ファイルを直接編集せずにパッチ適用を制御

TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その3。MQ で管理しているパッチが複数ある場合、適用順序を入れ替えたり、適用の要否を制御したくなったりすることが多々ある。純粋に適用順序を入れ替えたい場合、僕なら脊椎反射的に .hg/patches/se…

逆向きパッチの生成

※ "hg diff" の --reverse オプションに関する記述を追加@ 2012/02/08 ※ Windows のコマンドプロンプトで revset 記述を使用する際の注意事項に関する追記あり@2012/02/06 TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その2。コミット済み履歴に…

"hg rollback" のガード機能

TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その1。ちなみに、TokyoMercurial #1 開催日の 01/14 から随分時間が経っているのは、決して忘れていたとかではなく、なんとか 2.1 版リリースに間に合わせようと case insensitive filesystem 対応の…

Mercurial の文字コード設定説明ページを更新した

TokyoMercurial #1 参加の際に気になったトピックについて、詳細を書こうとおもったのだが、そういえば『日本語の取り扱いってどうなってるんでしょう?』という質問があったなぁ、と思い出した。職場とかでの導入/普及の際に、やっぱり日本語の取り扱いの…

TokyoMercurial #1

TokyoMercurial #1 に参加してきた。# 公式ページは bitbucket 上に開催/運営お疲れ様でした! > id:troterとりあえず、現時点で思い付く範囲で Keep/Problem/Try をまとめてみた。 Keep ホワイトボードが使い放題なのは良かった。Wi-Fi/電源等のインフラ…

Wi-Fi 経由での Kindle へのファイル転送

『Send to Kindle』なるものがリリースされた模様。一番の肝となるのが、仮想プリンタとして「Send to Kindle」が追加されることによって、印刷できるものであれば何でも転送可能になるという点。とりあえずブラウザで適当なウェブページを開いて、『印刷』⇒…

Mac OS HFS+ におけるファイル名文字コード

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその5。またもや case insensitive とは関係の無い話。"\xc4\xb0" というバイト列を名前に持つファイルを生成する状況を想定する。Windows において、Python の…

case の insensitive と preserve

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその4。case insensitive filesystem とは言うものの、あくまで『文字大小に関わらない一致判定を行う』というだけで、文字大小に関する情報が破棄されるわけで…

Python のファイル I/O API と文字コード

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその3。でも case insensitive とは関係の無い話を。今回の作業で知ったのだけれど、Python のファイル I/O 系 API では、引数が Unicode かバイト列かに応じて…

トルコ文字と case insensitive filesystem

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその2。トルコ語 (Turkish) の文字には、『アイ』(I) の文字のバリエーションに以下の4つがあるらしい。 U+0049: LATIN CAPITAL LETTER I U+0069: LATIN SMALL …

グルジア文字と case insensitive filesystem

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその1。グルジア語 (Georgian) の文字 U+10A0 と U+2D00 は、Unicode 仕様上は大文字/小文字の関係にあるので、例えば最新の Python 処理系で以下のような条件…

2011 年を振り返る&2012 年の抱負

単に年間12回ある月末の1つではあるのだが、縁起物なので、例によって振り返ってみたりなど。とりあえず、去年と同じ枕で始めてみる。 執筆活動 今年は『俺のコードのどこが悪い?』(紙媒体) と『アセンブラで読み解くプログラムのしくみ』(電子媒体) の2…

Debian でのネットワークアドレス設定

随分前に書いて公開保留状態にしていたエントリだけど、明らかに自分用の備忘録だし、流石に年を越えてまで保留するほどの内容ではないので、棚卸し的に公開。Mercurial の動作検証とか、hgbook のビルドとかに必要なので、VirtualBox ゲストとして Linux 環…

マザーボードの換装

ここ暫くの間に、デスクトップPCの BIOS 画面が表示されるまで、下手すると30秒待つような状況に。それだけなら別に構わないのだが、先日遂に、突然停止したり、再移動できても不安定な状態にまで症状が悪化。memtest86+ で起動しても、ものの数分でダウンす…

術後三ヶ月検査

手術実施から概ね三ヶ月が経過したので、患部の回復状況を確認すべく、先日病院でレントゲン撮影を実施。とは言うものの、撮影したレントゲン画像を見せてもらったのだが、一ヶ月検査の際の画像との違いは、正直素人目にはさっぱりわからない程度の変化。い…