彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

マザーボードの換装

ここ暫くの間に、デスクトップPCの BIOS 画面が表示されるまで、下手すると30秒待つような状況に。

それだけなら別に構わないのだが、先日遂に、突然停止したり、再移動できても不安定な状態にまで症状が悪化。

memtest86+ で起動しても、ものの数分でダウンする。しかも『メモリエラー検出』でのダウンではなく、進捗表示が停止する類のダウン。

ここまでの症状からハードウェアに原因を絞り込めるのだけれど、ここから先の原因絞込み (CPU・メモリ・マザーボード・電源) は結構面倒。手元に余剰の代替部品があった時分であれば、組み合わせ確認で突き止めることも出来るのだけど....

とは言え、流石にこれらを総取替えするほど金に無頓着にはなれないので、とりあえず一番怪しいマザーボードを取り替えることに。

チップセット内臓グラフィック機能の関係で、春先に買い換えたばかりなんだけどなぁ .... orz > マザーボード
とりあえず今回も ASUS から選択して、M5A88-V EVO を購入。っつーか、もうチョイ廉価版でもよかったのだが、店頭在庫はこのモデルしか無かったのだ > 新宿界隈

マザーボードを換装して memtest86+ で起動すると .... おぉ!今回は進捗表示が着々と進んでいる!念のため丸々1ラウンド実行させてみたけど問題は検出されないから、やっぱりマザーボードが原因ぽい。

そうそう、M5A88-V EVO は IDE コネクタを一切持たないモデルなので、とうとう手持ちの光学ドライブが使えなくなってしまった。まぁ、Solaris デスクトップ導入で試行錯誤した際に調達した USB 接続の光学ドライブがあるから、なんとかなるでしょう。

そういう意味では、現在の安定は『接続デバイスの減少』⇒『消費電力の低下』⇒『電源の安定』という帰結で、実は電源が駄目でした!という可能性も無くはないのだけれど、流石に電源容量に余裕のある構成だから、それは無い気が。

チップセットドライバ類を入れるまで、念のために一時的に外していた USB デバイス類を接続して、やれやれ一安心、と再起動してみたら .... は!? USB デバイスの初期化処理でダンマリかよ!? > BIOS

どう考えても怪しいのは、後から接続したこの電子辞書だよなぁ?ということで、ケーブルを抜いて再起動してみる .... USB の初期化を通過した!やっぱりお前か!

さて、この電子辞書をどうしたものか?と迷っていて、ふと気が付いたのが、さっきまで接続していた端子が USB 3.0 用の端子だということ。

必要帯域幅と価格を考えた場合、良くて USB 2.0 対応がせいぜいだから、USB 3.0 の初期化処理に上手く応答を返せないでいるのではなかろうか?

# エントリを書く際に確認したら、要求仕様は『USB 1.1 compatible 』 > 電子辞書

以前のマザーボードでは、そもそも BIOS 起動画面への到達とか、起動後の挙動に問題があったので、電子辞書の接続自体は問題無い....よね?とりあえず、電子辞書の接続先を USB 2.0 ポートに変更&再起動 .... やった! USB デバイスの初期化処理は通過した!

やれやれ、これでやっと環境復旧完了だ。

ちなみに、このエントリを書く際に確認したら、eSATA 端子だと思っていた M5A88-V EVO の背面端子が実は USB 2.0 ポートで、3.0 対応ポートを使わなくてもポートは足りていたという事が判明。赤い色で統一されているから、てっきり全部 eSATA 端子だと思い込んでいた .... orz