彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

Wi-Fi 経由での Kindle へのファイル転送

Send to Kindle』なるものがリリースされた模様。

一番の肝となるのが、仮想プリンタとして「Send to Kindle」が追加されることによって、印刷できるものであれば何でも転送可能になるという点。

とりあえずブラウザで適当なウェブページを開いて、『印刷』⇒『プリンター名』で『Send to Kindle』を選択⇒『OK』で印刷してみると ....


転送先デバイスを選択するダイアログが表示されるので、チェック状況を確認した後に『Send』押下で転送が開始される。

『Send to Kindle』インストール時に、amazon.com のアカウント情報登録が要求されるので、転送先デバイス一覧はアカウント情報を元に表示しているのかな? 初回の転送時は KindleバイスWi-Fi を ON にしていたので、ネットワーク上のデバイスの検出が実施された可能性もあるけれど ....

仮想プリンタの処理が完了しても、実際に Kindleバイス側に転送されるまでには、更に1分前後の時間が必要な感じ。まぁ、Kindleバイスのスペックを考えれば、そんなに迅速には事が進まないのも当然か。

バイスへの転送が始まると、Kindle の画面上部に『転送中』な旨が表示され、転送が終了すると .... おぉ!印刷したウェブページに相当する新規アイテムがホーム画面に増えている!

バイス選択ダイアログ中に言及されているように、ウェブページの印刷結果は PDF 化されて転送されるため、Kindle の拡大表示機能を使用しても、文字は綺麗にスケーリングしてくれるのが嬉しい。

USB 接続が不要である以外にも、KindleGen/calibre みたいな変換ツールを使わなくても『印刷』経由で一気に転送できる、というのは何気に物凄く便利じゃねぇ?まさに電子ペーパーに印刷する感覚だよなぁ。

外出時は基本『オフライン』な断線野郎としては、あらかじめ開いておいたウェブページを見るために、わざわざノートPCを立ち上げる手間を減らせそうでありがたい限り。