2013-01-01から1年間の記事一覧
単に年間12回ある月末の1つではありますが、縁起物なので、今年一年を振り返ってみたりします。 執筆活動 今年は、二冊の書籍を出版することができました。入門TortoiseHg+Mercurial作者: 藤原克則出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2013/02/27メディア…
Windows 環境における、IntelliJ IDEA での Mercurial 連携における文字コード設定周りは、2013年の春先から夏にかけて大きく改善されました。先日、"Android Studio最速入門〜効率的にコーディングするための使い方" という連載の "第31回 バージョン管理 ─…
本エントリは、2013年の一年間に、ML/twitter/勉強会といったコミュニティから上がった情報/要望の中で: Mercurial 本体に取り込まれた修正の契機になったもの Mercurial 本体に取り込まれてはいないものの、何らかの成果に結びついたもの 『今後の作業のネ…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の25日目です。このエントリでは、Mercurial を利用していて: ある機能を使いたいが、詳細がよくわからない 期待通りに機能しない やりたい事があるが、どの機能を使えばよいのかわからない といった場合に…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の24日目です。本エントリでは、基礎編での .hg/dirstate に関する説明を踏まえて、いくつかのよくあるトラブルに対して、その原因と対処方法について説明します。 プラットフォームによるモード判定の可否 …
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の23日目です。本エントリでは、rebase や MQ、同梱版の shelve 等を使わない場合は、普段あまり目にする機会がない、日陰者の bundle ファイルに関して、徹底的に説明しようと思います。hg diff や hg expo…
※ ページャ併用の有無によるモード切り替えに関する追記あり@2015-05-02このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の22日目です。id:tk0miya さんによる、17日目のエントリや、ターミナル判定の話との被り具合に一抹の不安を隠せませんが、一応別視…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の20日目です。エントリを公開するのは 12/29 ですが、諦めたらそこでクリスマス終了です。諦めるまでがクリスマスです(笑)。Mercurial では、hg status を使うことで、作業領域中の管理対象ファイルに対…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の15日目です。このエントリでは、前回の「TortoiseHg の独自機能 〜 サブリポジトリの状態表示」に引き続き、TortoiseHg が独自に提供している機能として、「サブリポジトリのファイル検索」について説明し…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の14日目です。先日、下記のツイートを契機に、Mercurial の内部実装に関する一連のやりとりがありました。これから Mercurial の機能拡張を Python で実装してみようという人にとって、比較的有用と思われ…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の13日目です。このエントリでは、前回の「TortoiseHg の独自機能 〜 変更の退避」に引き続き、TortoiseHg が独自に提供している機能として、「サブリポジトリの状態表示」について説明しようと思います。サ…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の11日目です。このエントリでは、前回の「TortoiseHg の独自機能 〜 履歴の圧縮」に引き続き、TortoiseHg が独自に同梱している機能の紹介として、「変更の退避(shelve)」について説明しようと思います。と…
日本OpenSolarisユーザーグループ主催の Tokyo OpenSolaris 勉強会 2013.12 に参加してきました。季節外れの台風が関東に接近していたこともあって、前回は直前に開催中止でしたので、随分久しぶりな感じがします。今年最後の開催で、忘年会的な意味合いもあ…
このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の5日目です。「Mercurial の GUI」として知られている TortoiseHg ですが、単純にユーザインタフェースをグラフィカルにしただけではありません。Mercurial には無い独自機能も提供しています。このエント…
Python Developers Festa 2013.11 に参加してきました。主催の id:Voluntas 氏を初めとする、運営スタッフの皆様、お疲れ様でした。今回は、拙著「lsを読まずにプログラマを名乗るな!」が発売された際に:という流れから、Python Developers Festa 2013.11 …
時間の無い方向けに、先に要点をまとめておきます(笑)。Windows 環境で以下の条件が成立する場合、 Mercurial が非 ASCII 文字列を表示しようとすると、『表示失敗』扱いでコマンド実行が中断されます。 Windows 標準のコマンドプロンプト(cmd.exe)を使用…
完全に内部実装固有の話なので、備忘録以上の意味は無いエントリです(笑)。Mercurial の実装では、ディレクトリ配下の要素一覧と各要素の stat(2) 情報を一括で取得する機能として、要素一覧しか取得できない Python 標準の os.listdir() とは別に、独自の…
Twitter 上で以下のエントリを去年見かけたのですが:丁度、Windows (NTFS) や Mac OS (HFS+) 等の case-insensitive な環境におけるパターンマッチングでの文字大小有効性を、環境に応じて自動で切り替えられるようにできないかと、色々試行錯誤していた時期…
自宅の Solaris (OpenIndiana) マシンのルートプール (rpool) は、HDD x3 ミラーリングで運用しているのですが、その内の一台が先日お亡くなりになってしまいました。最近は 4KB セクタな HDD がすっかり定着したようで、現在 rpool の運用に使用している 51…
ツイッターで以下のようなツイートを見かけたので:Mercurial 推進派としては何か情報発信しておきたいところですが、よくよく考えてみると、そもそも私自身が、送ったものと受けたものを合わせても、両手の指で足りる程度しか pull request を使った事が無い…
Twitter 上で去年見かけた以下のエントリに関して:正規表現で合致(=無視対象)パターンを事細かに書くのが面倒なのは、非常に共感できる話です。年末時点の個人的見解としては、無視判定周りの実装が: .hgignore 等からパターンの読み込み 各パターン毎に正…
TokyoMercurial の第9回に参加してきた。運営の id:troter 氏ならびに参加者の皆様、お疲れ様でした。今回の個人的な黙々目標は、月末の 2.8 版リリースに向けて、コードフリーズ期間に投函するドキュメント周りの修正パッチの作成作業。基本的には、オンラ…
日本OpenSolarisユーザーグループ主催の Tokyo OpenSolaris 勉強会 2013.09に参加してきた。参加記録のブログエントリを書くのは、すごく久しぶりなのだけれど、一応5〜8月にかけても毎月参加 (っつーか開催) はしていたりする。ls本の執筆作業が佳境だっ…
この度、『lsを読まずにプログラマを名乗るな!』と題して、GNU coreutils 同梱の ls コマンドのソースコードを読み解く書籍を出版することになりました。lsを読まずにプログラマを名乗るな!作者: 藤原克則出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2013/09/20…
拙著『入門TortoiseHg+Mercurial』に対するご意見・ご要望・誤記情報等ありましたら、本エントリへのコメントや、@flyingfoozyへのツイートなどでお寄せ頂けると助かります。入門TortoiseHg+Mercurial作者: 藤原克則出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 20…
簡単にまとめると: リビジョンセット記述(特に "or"/"|"/"+" 結合)を多用する場合は、評価結果が間違っている可能性があるため、Mercurial バージョン2.5以上の利用を推奨 最新の情報に関しては、こちらのエントリを参照してください。以下、事の顛末に関す…
2013年も既に十日以上過ぎているけど、年を改める上での通過儀礼として、やっておかないと落ち着かないので、今更ながら 2012 年の振り返りと、2013年の抱負をまとめてみる。 Mercurial 関連活動 Mercurial 本体への貢献 2012年の一年間で Mercurial 本体に…
本エントリは、2012年の一年間に、ML/twitter/勉強会といったコミュニティから上がった情報/要望の中で: Mercurial 本体に取り込まれた修正の契機になったもの Mercurial 本体に取り込まれてはいないものの、何らかの成果に結びついたもの 『今後の作業のネ…