彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

確定申告

平成23年は退職が絡む年であることから、還付金の多寡に関係なく確定申告が必須なため、最寄の税務署へ行ってきた。

20世紀末の学生時代に、バイト代の源泉徴収からの還付目当てで、確定申告をしに税務署に行った事があるのだけれど、当時はやたらめったら人が詰め掛けていて、物凄く待たされた記憶がある。

ところが、地域とか時期とか、はたまた世間的な景気/経済状況の違いのせいなのか、今回は待たされる事も無く、『目の前で提出書類を確認』⇒『受領印の押印』⇒『お疲れ様でした』で、実質10分も掛からなかったんじゃなかろうか?という按配。

すっかり拍子抜け。最寄税務署までの移動の方が余程時間が掛かっている。
もっとも、申告の受付窓口とは別に『申告書記述相談』会場なるものがあって、ひょっとしたらそっちは物凄く混んでいるのかも?そういえば、学生時分の申告の際には、会場に行ってからバタバタと書類を書いたような記憶が……

流石に僕らの夢見た21世紀ともなると、国税庁の e-Tax ページから『(既に e-Tax をご利用の方) 確定申告書を作成する』⇒『作成開始』と辿った先で、画面の手順に従い、必要な入力を済ませれば、 PDF 形式の申告書類が簡単に生成できる、という便利具合。

"e-Tax" と言うと、いわゆる『電子申告』のために、『電子証明書の準備』とか『IC カードリーダの入手』など、何かと準備が面倒、という印象があるけれど、特に事前準備無しでも、申告書類を作成して PDF 形式で保存する事は可能。

電子申告の場合は、以下のような特典があるのだけれど:

  • 最高 4,000 円の税額控除
  • 添付書類の提出省略
  • 還付手続きが早く進む

電子証明書とか IC カードリーダの入手コストを考えると、僕個人のケースであれば、『印刷』⇒『税務署に提出』でも良くねぇ?という感じ。

地雷体質の身としては、わざわざ『IC カードリーダのドライバインストール』などという危険地帯に足を踏み込みたくない、という理由が一番大きいのは内緒(笑)。