彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

2010-01-01から1年間の記事一覧

周回所要時間予想

引き続き光残像キットの往復所要時間の予測を試行錯誤する日々。とりあえず、以下の様なスケッチを Japanino に upload した上で、IDE のシリアルモニタ機能を使用して、Japanino から送られて来た回転検出時刻(ミリ秒)を監視。 #include <WProgram.h> #define JAPANINO_</wprogram.h>…

ミリ秒の長さ

ちょっとした隙間時間で、テクノ工作セット、つまりは Japanino を弄る日々。8ビットマイコン (大人の科学マガジンシリーズ)作者: 大人の科学マガジン編集部出版社/メーカー: 学研プラス発売日: 2010/05/14メディア: ムック購入: 16人 クリック: 370回この商…

VirtualBox で光学ドライブの抜き差し

VirtualBox の 3.0.x 系のユーザマニュアルには、VBoxManage 経由で光学ドライブの抜き差しに相当する機能を実現する方法が載ってなかった(探し方が悪かった? > 自分)ので、headless 運用だと ISO イメージのマウントは使い勝手が宜しくなかったのだけれど…

スターリングエンジンで和む

随分前に購入したものの、すっかり放置状態になっていた"大人の科学 Vol.10"の付録であるスターリングエンジンを組み立ててみた。大人の科学マガジン Vol.10 ( スターリングエンジン ) (Gakken Mook)作者: 大人の科学マガジン編集部出版社/メーカー: 学研プ…

makefile4arduino でのファイル分割

arduino タグが付いているけど、Arduino に関しては殆ど触れてません(笑) > 本エントリウェブを彷徨う間に、Arduino IDE には hardware/cores/arduino/Makefile という Makefile 例が付いているらしいという噂をちらほら耳にしていたにも関わらず、結局ゼロ…

makefile4arduino の公開

Arduino スケッチのビルド/アップロードを make コマンド経由で便利にやるためのあれやこれやの話。後はのんびりドキュメント書きでもしてから公開しよう、と思っていたら、こんなマイナーなネタにも喰い付いてくれる人がいたので、慌てて体裁を整えて bitb…

Japanino であれやこれや

結局 Japanino 付きの大人の科学を買ってしまう自分。おかしい。他に色々片付けてしまわなければいけないことが山積している筈なのに、か、体が勝手に....とりあえず初期設定&サンプルスケッチ実行こそ arduino IDE を使って動かしてみたものの、身に染み付…

MBCS 文字列の折り返し - 最終回

修正方法等でリテイクがあったけど、無事本家のリポジトリに取り込まれたので一安心。TextWrap の派生クラスから更で実装するような状況だったら、途中でうんざりしてたかも(笑)。大変助かりました > 伊藤さんさて、7月頭のリリースに向けて、もう一つのパ…

Matt Mackall on FLOSS Weekly

FLOSS Weekly という媒体で、Mercurial の作者である Matt Mackall 氏のインタビューが公開されている。ぶっちゃけ私のヒアリング力では、ところどころで出てくるテクニカルタームに反応するぐらいしか出来ないのだけれど、34分30秒あたりで「Mercurial に関…

エキスパートPythonプログラミング

稲田直哉氏/渋川よしき氏/清水川貴之氏/森本哲也氏による "エキスパートPythonプログラミング" を頂きました。エキスパートPythonプログラミング作者: Tarek Ziade,稲田直哉,渋川よしき,清水川貴之,森本哲也出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワ…

「なりたい」と「やりたい」と「やり遂げたい」

以前、会社の採用に関わっていた際に感じていた違和感を、端的に言い表してくれたのが、"或る専門講師の事情" における以下のくだりです: もし、生徒がまっとうにやる気を出し、「プログラムをやりたい」と思うなら、私はきちんと指導します。しかし、こうい…

ビルドはモジュール別ディレクトリで

solaris タグだと他のに紛れて後から見付けづらいので、ソースビルドに関するエントリは onbld タグで分類することに。Solaris 10 の dtrace モジュールを、OpenSolaris ソースからビルドしたモジュールで差し替える場合、ひょっとしたら fbt とかのプロバイ…

Make: Tokyo Meeting 05

大学時代からの DIY 仲間と Make: Tokyo Meeting 05 を観に行く。ここ数冊こそ買っていないけど、発刊当初は必ず買っていて、あのおバカなテイストが好きなのだ > Make メイン会場では入場の列ができるほどの混雑状態。会場内も地方の公民館とかで開催され…

OpenSolaris 勉強会 2010.05

東京 OpenSolaris 勉強会 2010.05 に参加してきた。"Solaris Internals" の "Chapter 14: File System Framework" に関する発表は前回でひと段落着いたので、今回は気楽な参加。話す側の時も気楽だったんじゃねぇの?という突っ込みは無しの方向で。IPv6 の…

DTrace で const 指定が無視される件 - その3

さて、const の文法的解釈もわかったことで、早速 const 対応修正を入れて動作確認をしてみるものの、どうにも思ったように動かない。挙動を細かく調べて見ると、どうやら構文解析の際に、問答無用で const 修飾に伴う dt_decl_attr(DT_DA_CONST) 発行が先行…

DTrace で const 指定が無視される件 - その2

色々弄繰り回しているうちに、はて const 修飾って言語仕様上どうなってたっけ?という根源的な問題に突き当たる。 hoge(const char* v1[], char const* v2[], char* const v3[]) 上記の様に宣言された場合、コンパイラによって禁止される各引数へのアクセス…

DTrace で const 指定が無視される件 - その1

DTrace でユーザ定義プロバイダを作成する際に、プローブ引数の型宣言を const 修飾した場合: provider foo { probe bar(const char *a); };このプロバイダ定義を元に、C/C++ 向けヘッダファイルを生成すると: extern void __dtrace_foo___bar(char *); こん…

MBCS 文字列の折り返し - その 3

Mercurial のヘルプ表示に関しては、まずは「文字化けを無くす」ことが優先なのだけど、Python 標準の textwrap を使う限りでは(少なくとも日本語は)綺麗な行折り返しは実現できそうにないから、いずれは独自の行折り返し実装が必要になる感じ。標準 textwra…

MBCS 文字列の折り返し - その 2

文字の表示桁取得処理に関して気になることが。dayflower 氏の実装では、unicodedata.east_asian_width() の戻り値が F/W/A のいずれかなら 2 桁とみなしているけど、Mercurial の colwidth()@encoding.pyでは F/W の場合だけ 2 桁とみなしている。ふーむ、…

MBCS 文字列の折り返し - その 1

Mercurial の 1.4 版から、端末表示幅にあわせてヘルプテキストが折り返されるようになったのだけど、案の定というか、言語設定を日本語にしてある(LANGUAGE=ja 等)場合、折り返された行末で表示が乱れるケースがちらほらと。ぱっと見、複数バイトで構成され…

DTrace と関数宣言の名前無し引数と typedef 型

DTrace の ML に 以下のような投函が。 バグ 6494528 で困ってるんだけど、誰か修正した人居ねぇ?(意訳) バグ 6494528 ってのは、typedef した型の配列を引数に持つ関数の宣言において、引数名記述を省略すると文法エラーとみなされる、というもの。つまり:…

エキスパートPythonプログラミング

"エキスパートPythonプログラミング"の翻訳をされている方から、「書籍中でDefinitive 本日本語版へのリンクを紹介させて欲しい」とのメールが。原著の構成管理に関する章で Mercurial を使用している模様。「紹介して頂ければこちらとしてもありがたいので…

印刷博物館で活版印刷体験

凸版印刷が運営している印刷博物館に行ってきた。20世紀末に CSS(Cascading Style Sheet) に手を出した際に、見易いレイアウトのお作法に関しては印刷業界に一日の長があるだろうという事で、組版に関する入門書を何冊か読んだり、知人が印刷業界に勤めてい…

Solaris10 のソース状態構築 - その1

DTrace Day 2010.03 で発表した Unlimited DTrace を、Solaris10 上で稼動させるには、Solaris10 向けに DTrace をビルドする必要が。とりあえず DTrace の部分限定で良いので、OpenSolaris のソースを元に特定の版の Solaris10 相当のソースを構築できない…

"hg log" にファイル名を指定するなら "-k" で

忙しい人は以下のことだけ覚えれば大丈夫(複数指定に関する条件を追加@2010/05/03)。 特定ファイルに関する全履歴を見たい場合は、"hg log filename" ではなく "hg log -k filename" を使うこと。但し、ファイル/ディレクトリの複数指定が必要な場合は、1.…

ムーアの法則

大人の科学 Vol.27 は 8bit マイコンが付録に付くらしい。去年が 4bit、今年が 8bit と、着実に倍化路線を突っ走っているので、2012 年には 32bit 化されて、CQ 出版系の年度頭付録レベルに追い付く計算に(笑)。流石に2年後の2012年だと、64bit ワンボードマ…

DTrace の sizeof() 問題を調べる

以前から気になっていた DTrace の sizeof() 問題の原因を調査することに。自分のバグと言うわけではないけれど、ちょっと入り組んだ構造の受け渡しをする関数を監視しようとすると、途端にこの問題に足をすくわれかねないので、このまま放置しておくと眠れ…

人名確認

わずかばかりの脳内人名キャッシュから、勝間和代によってすっかり追い出されてしまっていたために、思い出すのに随分苦労したけれど、料理評論家は小林カツ代。

OpenSolaris 勉強会 2010.04

東京 OpenSolaris 勉強会 2010.04 に参加してきた。先月は DTrace Day 2010.03 と題して DTrace 特集だったため、通常勉強会としては一ヶ月振り。今回は for Admin(仮) との同時開催だったのだけど、COMSTAR の話とかは僕も聞きたかったなぁ。とりあえず、資…

Cygwin のパス名符号化が UTF-8 化

Emacs(Meadow) 経由で "hg commit" しようとしたら、何故かエラーで中断される。あれ?何がまずいんだ? "hg status" してみると、最近全く触った覚えの無いファイルが missing("!") 扱いになっている。おまけに、これまた全く身に覚えの無いファイルが unkn…