彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

adventcalendar

Python library for ZFS (pyzfs) のバグを修正する

本エントリは Solaris Advent Calendar 2016 の 22 日目です。 Python library for ZFS libzfs の zfs_iter_*() 系 API 利用について、ソースツリーを網羅的に調べた際に、Python から ZFS を利用するためのライブラリが提供されているのに気付きました (ソ…

厳密な順序での ZFS スナップショットの列挙

本エントリは Solaris Advent Calendar 2016 の 20 日目です。 動機 既存の ZFS なファイルシステムから、別プールに複製を作成する場合、zfs send + zfs receive を使うのが一般的です。しかし、そもそも zfs send で指定するスナップショットは、どうやっ…

beadm コマンドの舞台裏

本エントリは、Solaris Advent Calendar 2016 の 16 日目です。 「ENOSPC だと beadm destroy できない」問題 先日、久々に仮想環境ゲストの OpenSolaris 上で pkg update を実行したところ、新規ブート環境 (Boot Environment: BE) が作成された上で、大量…

Mercurial で困った時に

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の25日目です。このエントリでは、Mercurial を利用していて: ある機能を使いたいが、詳細がよくわからない 期待通りに機能しない やりたい事があるが、どの機能を使えばよいのかわからない といった場合に…

パーフェクト dirstate 〜 トラブル対処編

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の24日目です。本エントリでは、基礎編での .hg/dirstate に関する説明を踏まえて、いくつかのよくあるトラブルに対して、その原因と対処方法について説明します。 プラットフォームによるモード判定の可否 …

bundle マニアックス

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の23日目です。本エントリでは、rebase や MQ、同梱版の shelve 等を使わない場合は、普段あまり目にする機会がない、日陰者の bundle ファイルに関して、徹底的に説明しようと思います。hg diff や hg expo…

color+pager 完全マスター

※ ページャ併用の有無によるモード切り替えに関する追記あり@2015-05-02このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の22日目です。id:tk0miya さんによる、17日目のエントリや、ターミナル判定の話との被り具合に一抹の不安を隠せませんが、一応別視…

パーフェクト dirstate 〜 基礎編

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の20日目です。エントリを公開するのは 12/29 ですが、諦めたらそこでクリスマス終了です。諦めるまでがクリスマスです(笑)。Mercurial では、hg status を使うことで、作業領域中の管理対象ファイルに対…

TortoiseHg の独自機能 〜 サブリポジトリのファイル検索

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の15日目です。このエントリでは、前回の「TortoiseHg の独自機能 〜 サブリポジトリの状態表示」に引き続き、TortoiseHg が独自に提供している機能として、「サブリポジトリのファイル検索」について説明し…

Mercurialエクステンションで、指定パターンに合致する管理対象ファイルを取得する

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の14日目です。先日、下記のツイートを契機に、Mercurial の内部実装に関する一連のやりとりがありました。 window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window…

TortoiseHg の独自機能 〜 サブリポジトリの状態表示

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の13日目です。このエントリでは、前回の「TortoiseHg の独自機能 〜 変更の退避」に引き続き、TortoiseHg が独自に提供している機能として、「サブリポジトリの状態表示」について説明しようと思います。サ…

TortoiseHg の独自機能 〜 変更の退避

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の11日目です。このエントリでは、前回の「TortoiseHg の独自機能 〜 履歴の圧縮」に引き続き、TortoiseHg が独自に同梱している機能の紹介として、「変更の退避(shelve)」について説明しようと思います。と…

TortoiseHg の独自機能 〜 履歴の圧縮

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2013 の5日目です。「Mercurial の GUI」として知られている TortoiseHg ですが、単純にユーザインタフェースをグラフィカルにしただけではありません。Mercurial には無い独自機能も提供しています。このエント…

あなたの知らない(筈の) Mercurial テンプレート

このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2012 の 19 日目です。例によって、エントリ公開の時点で日付が変わってしまっていますが、私が寝るまでが 12 月 19 日です。暫く前になりますが、開発者用MLに『テンプレート機能を拡張したよ!』という内容のメ…

カスタムツールで TortoiseHg を機能拡張

このエントリはTortoiseHg Advent Calendar 2012の17日目です。既に日付が変わってしまっていますが、私が寝るまでが17日です。 後でやろうと思っていたら既にやられていた。何を言っているかわからねーと思うが(略) 全ての始まりは、以下のツイートを目にし…

the inside of largefiles extension

最新の情報に関しては、オンラインヘルプ "hg help largefiles"(ウェブからも参照可能)を参照してください。large 扱いのファイルの取得方法/契機周りが色々改善されています。このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2011 の 19 日目です。Mercurial…

Mercurial の文字コード設定

※ 2012年までの「追記」の表示を破棄/IntelliJ IDEA に関する注記を追加(@2013-12-30)このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2011 の 15 日目です。相変わらず話が長くなってしまって御免なさい .... orz追記でではありますが、一応『ここまで読め…

Mercurial での改行コード

※ NATIVE 設定周りと、.hgeol 設定反映契機に関する記述を改善しました@2013-12-22このエントリは、Mercurial Advent Calendar 2011 の5日目です。Windows/Unix/Linux/Mac OS などなど、複数の環境における作業成果を、共有リポジトリ等を用いて共有する場…