IntelliJ IDEA での Mercurial 連携における文字コード設定
Windows 環境における、IntelliJ IDEA での Mercurial 連携における文字コード設定周りは、2013年の春先から夏にかけて大きく改善されました。
先日、"Android Studio最速入門〜効率的にコーディングするための使い方" という連載の "第31回 バージョン管理 ─Mercurial連携とBitbucket" における Mercurial の文字コード設定周りの説明に関して、筆者の方と情報交換をする機会がありましたので、折角ですから、現状に至る経緯+現状での注意点をまとめておこうと思います。
2013年の春頃までは:
といった感じでした。
# cp1251 決め打ちな旧版の実装は、こちらを参照
一応:
対応修正は入ったものの:
エンドユーザレベルだと、一手間掛ける必要がありました。
しかし、現状では:
という状況になっています。
但し:
ということから、Windows 上で IntelliJ IDEA (Android Studio) を使用する際には、環境変数 HGENCODING
に明示的に値を設定してください。
コマンドラインとの併用の可能性もあることを考えると、Windows 上での設定推奨値は cp932
(Shift-JIS に相当) です。
Mercurial の文字コード設定の詳細に関しては、以前のエントリや、設定についてまとめたページを参照してください。