彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

PC環境用のアンプを新調

PC からの音響出力用の USBDAC 兼アンプとして、これまでは RP-U100 を使っていたのですが、1999年の発売直後に購入したものなので、既に 14 年が経過したことになります。

特に問題らしい問題も無いので、このまま使い続けても良いのですが、経過年数のこともありますので、そろそろ新調も念頭に入れておきたいところです。

また、30W+30W の増幅能力からすれば妥当かもしれない RP-U100 の筐体サイズですが、そもそも私の PC 環境ではそこまでの増幅能力は不要ですし、できればもう少し控えめなサイズの方が、机上スペースも有効に使えてありがたいところです。

そんなことを考えていたところ、代替機器として手頃な FOSTEX PC200USB が丁度良いタイミングで新発売されましたので、早速購入することにしました。

FOSTEX パーソナル・アンプPC200USB

FOSTEX パーソナル・アンプPC200USB

適度な重量があるので、操作につられてフラフラ移動するようなこともありませんし、RP-U100 から大幅に筐体サイズが小さくなったことで、机上がすっきりしたのが嬉しいところです。

定格出力は、RP-U100 の 30W+30W から 5W+5W へと大幅ダウンになりますし、この手のアナログが絡む製品は、往々にしてサイズ・重量と性能が比例する(と言われている)のですが、少なくとも私の PC 環境における用途では、必要十分な音量・音質が得られているので、非常に気に入っています。

なお、私個人の音響機器に関するスタンスは、「ある程度の費用で妥当な品質」で妥協し、後は極力コンテンツに金をかける、というものなので、別な視点で見た場合は、違う判断になるかもしれませんけどね……

実際に使ってみて気になったのは、今のところは以下の点ぐらでしょうか?

  • PC200USB の電源 ON/OFF 時に、ちょっとしたノイズが出る (スピーカの心配が必要な程ではありませんが……)
  • PC200USB の電源 OFF → ON から、実際に音が出るようになるまでにタイムラグがあるので、うっかりボリュームを上げ過ぎてしまう危険がある
  • 背面のケーブル類のコネクタが、上面パネルと並行(= 若干上向き)なのは、取り回し的にちょっと微妙かも?
  • ヘッドホン端子は前面にあった方が使い勝手が良かった筈

人によっては DigiFi 付録のアンプ(+別売りケース)の方が好みかもしれませんね(こちらは USB バスパワー駆動)。

DigiFi No.13(USB DACつきデジタルパワーアンプ付録) (ハイレゾ & PCオーディオ)

DigiFi No.13(USB DACつきデジタルパワーアンプ付録) (ハイレゾ & PCオーディオ)

もうちょっと趣味全開で行くなら、エレキットの真空管アンプUSBDACモジュールという選択肢もありますが、占有スペース・使い勝手・コストパフォーマンスを考えると、個人的には現状ではナシかなぁ。

PCL86シングルステレオパワーアンプキット 真空管アンプ TU-8100

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