PC環境用のアンプを新調
PC からの音響出力用の USBDAC 兼アンプとして、これまでは RP-U100 を使っていたのですが、1999年の発売直後に購入したものなので、既に 14 年が経過したことになります。
特に問題らしい問題も無いので、このまま使い続けても良いのですが、経過年数のこともありますので、そろそろ新調も念頭に入れておきたいところです。
また、30W+30W の増幅能力からすれば妥当かもしれない RP-U100 の筐体サイズですが、そもそも私の PC 環境ではそこまでの増幅能力は不要ですし、できればもう少し控えめなサイズの方が、机上スペースも有効に使えてありがたいところです。
そんなことを考えていたところ、代替機器として手頃な FOSTEX PC200USB が丁度良いタイミングで新発売されましたので、早速購入することにしました。
- 出版社/メーカー: FOSTEX
- 発売日: 2014/02/20
- メディア: エレクトロニクス
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適度な重量があるので、操作につられてフラフラ移動するようなこともありませんし、RP-U100 から大幅に筐体サイズが小さくなったことで、机上がすっきりしたのが嬉しいところです。
定格出力は、RP-U100 の 30W+30W から 5W+5W へと大幅ダウンになりますし、この手のアナログが絡む製品は、往々にしてサイズ・重量と性能が比例する(と言われている)のですが、少なくとも私の PC 環境における用途では、必要十分な音量・音質が得られているので、非常に気に入っています。
なお、私個人の音響機器に関するスタンスは、「ある程度の費用で妥当な品質」で妥協し、後は極力コンテンツに金をかける、というものなので、別な視点で見た場合は、違う判断になるかもしれませんけどね……
実際に使ってみて気になったのは、今のところは以下の点ぐらでしょうか?
- PC200USB の電源 ON/OFF 時に、ちょっとしたノイズが出る (スピーカの心配が必要な程ではありませんが……)
- PC200USB の電源 OFF → ON から、実際に音が出るようになるまでにタイムラグがあるので、うっかりボリュームを上げ過ぎてしまう危険がある
- 背面のケーブル類のコネクタが、上面パネルと並行(= 若干上向き)なのは、取り回し的にちょっと微妙かも?
- ヘッドホン端子は前面にあった方が使い勝手が良かった筈
人によっては DigiFi 付録のアンプ(+別売りケース)の方が好みかもしれませんね(こちらは USB バスパワー駆動)。
DigiFi No.13(USB DACつきデジタルパワーアンプ付録) (ハイレゾ & PCオーディオ)
- 作者: 和田博巳,大塚康一,小原由夫,中林直樹,山本耕司,DigiFi編集部,ヒゲプロ,古山久美,土屋宏,相澤利一,雨宮透貴
- 出版社/メーカー: ステレオサウンド
- 発売日: 2014/02/26
- メディア: ムック
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もうちょっと趣味全開で行くなら、エレキットの真空管アンプ+USBDACモジュールという選択肢もありますが、占有スペース・使い勝手・コストパフォーマンスを考えると、個人的には現状ではナシかなぁ。
PCL86シングルステレオパワーアンプキット 真空管アンプ TU-8100
- 出版社/メーカー: イーケイジャパン
- 発売日: 2012/06/08
- メディア: エレクトロニクス
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