SCMBootCamp in Tokyo 2
"SCMBootCamp in Tokyo 2" に参加してきた。
東京 OpenSolaris 勉強会 2011.07 に参加した際に、同日開催されていた SCMBootCamp in Tokyo に顔を出したのが縁で、今回は「基調講演」&「演習アシスタント」として参加することに。
基調講演では、"『分散リポジトリ型』時代のソフトウェア構成管理" と題して、構成管理の基本的な話から、分散 SCM ツールの運用例までをざっくりと網羅する話などを。
エナメル上皮腫の手術後、初めての長時間トークだったのだが、後半になるに従い、活舌が悪くなる始末。いやぁ、右下唇が麻痺っているせいで、喋る際の口の開きが、だんだん甘くなって来るんだよなぁ。
そして午後からは、SCM ツールごとの卓に分かれて、実地演習。
演習用の共有リポジトリは、私の bitbucket アカウントで作ったリポジトリを使用したのだけれど、なんか、ここ暫くウェブ UI を触っていない間に、管理画面とかの仕様が全然変わっていて、モノの見事に右往左往する羽目に。
昔は、公開鍵データの登録で、他のユーザへの書き込みアクセスとかを許可していたと思ったのだけれど、今は bitbucket のアカウントが無いと、アクセス許可が設定できなくなっていた。
あれぇ? Mercurial のメッセージ翻訳に関して、i18n 系リポジトリへのコミット権をもらった時って、確か公開鍵を Martin Geisler 氏に送って、アクセス許可を設定してもらった気がしてたんだけどなぁ。
それと、僕は自分のリポジトリには専ら SSH 経由でしかアクセスしてなかったんだけど、今は https なら push もできるようになってたのね。全然知らなかった .... orz
というわけで、次回の SCMBC では、「参加者の bitbucket (or github, etc...) アカウント登録」は必要だけど、SSH 云々の事前準備は不要そう。
そうそう、https アクセスでの push だとベーシック認証が求められるけど、いちいちダイアログ/プロンプトが出て面倒な人は、アクセス先リポジトリの URL に以下の形式でログイン名+パスワードを含めることも可能 ("hg help urls" より)。
https://[user[:pass]@]host[:port]/[path][#revision]
但し、このような記述を Mercurial の設定ファイルに記述すると、うっかりパスワードが漏洩する危険もあるので注意が必要。まぁ、普通は SSH で認証するからなぁ。
閑話休題。
結局僕が担当した卓は、衝突時の手順を体得してもらうべく、盛大な「マルチプルヘッド&コンフリクト地獄祭り」を繰り広げていたので、名前付きブランチによる「トピックブランチ」運用とかまでは手が出せずじまい。申し訳ない! > 参加者
でも、あの卓の参加者は、衝突解消手順に関しては、ほぼ完全に体得してもらえたと思うので、実運用の際には臆することなくバンバン変更/マージして行ける筈。
演習の後は、そのまま会場を使っての懇親会。
いやぁ、久々に技術話が出来て楽しかったぁ〜!
次の機会にも、是非参加させてください&お疲れ様でした! & id:kyon_mm