彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

リリース間際の滑り込み修正

Mercurial 2.0 版のリリース直前になって、日本語設定 ("export LANG=ja") 時にコマンドのオンラインヘルプを表示させると、成功するケースと失敗するケースがあることが判明。

リリース予定がアメリカ時間の 11/01 なのに、判明したのが日本時間の 10/31 の昼間だったので、もう、その瞬間に血の気が引いたね。

とりあえず、パニくっても仕方ないので、原因を追究することに。

失敗時のスタックトレースを元に、原因箇所を絞り込んでいくと.... あれ?以前僕が修正した「Shift-JIS の2バイト目のバッククォートを別な文字に置換してしまう」バグと同じ現象っぽいぞ?っつーか、どう考えても、同じ問題だ!

さて、そうなると、誰かが想定と異なる挙動をさせるような修正をしたに違いないので、"hg bisect" で原因リビジョンの特定を開始。

default からのマージを何回か乗り越えた結果、Matt がこっそりリファクタリングしたのが原因であることが判明 .... orz

あぁ、確かに文字コード変換の必要性に関して、何もコメントを書かなかったからなぁ > 自分の修正

っつーことで、急いで作った修正パッチを投函したところ、無事 2.0 リリース前に取りこまれた模様。とりあえずは一安心。