彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

せめて sys/types.h 位は…

ちょいと調べ物をしたくなって、OpenSolaris 環境でヘッダファイルを参照しようとしたところ、sys/types.h が /usr/include 配下に見当たらない。

一瞬あせったけど、Linux 環境でもヘッダ事後導入を経験していたので、おそらく追加パッケージが必要なのだろう、と探してみたら:

$ pkg search -r /usr/include/sys/types.h
INDEX      ACTION    VALUE                     PACKAGE
path       file      usr/include/sys/types.h   pkg:/SUNWhea@0.5.11-0.99
    ......

SUNWhea がソレっぽい感じ。パッケージ情報を見るに:

$ pkg info -r SUNWhea
          Name: SUNWhea
       Summary: SunOS Header Files
      Category: System/Core
         State: Not installed
     Publisher: opensolaris.org
       Version: 0.5.11
 Build Release: 5.11
        Branch: 0.111
Packaging Date: Fri May  8 16:07:38 2009
          Size: 10.79 MB
          FMRI: pkg:/SUNWhea@0.5.11,5.11-0.111:20090508T160738Z

これでアタリでしょう、ということで:

$ pkg install SUNWhea

で、導入完了。無事 sys/types.h の入手に成功。

Solaris10 環境だと特に何もしなくても入っていたのは、導入されるパッケージの範囲が微妙に違う=プロダクトとしてのカラーの違いなのかなぁ。

Linuxカーネルビルドに必要なヘッダファイルは確か事後導入が必要だったと思ったけど、いくら何でも sys/types.h ですよ?アレが無いと、uint32_t とかも「未知の型」になってしまって使えないのよ?そんなのはプログラミング環境として有り得ないですよ。っつーか、そういうあたりから既にデスクトップ=エンドユーザ系に舵が切られているんだろうなぁ > OpenSolaris