彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

OpenSolaris 勉強会 2014.05

日本OpenSolarisユーザーグループ主催の Tokyo OpenSolaris 勉強会 2014.05 に参加してきました。今回は何故かドタキャンが多発して、参加者9名での開催でした。会場セキュリティの都合から、参加締め切りが前日になってしまっているため、「当日でもキャン…

ノートPC買い替え候補の調査

普段持ち歩いている Let's note CF-J10 を購入したのが、3年前の 2011年初夏でした。これまでの経験では、そろそろスペックの見劣りや、経年劣化による問題が出てくる頃なので、世代交代を念頭に入れておく必要があります。これまでの私のノートPC選定基準は…

Mercurial 開発環境におけるテストセット実行性能の改善

先に結論を書いておきますが、要するに: 利用可能な CPU コア数を増やし、高並列に実施すれば、早く終わる という、至極平凡な話です(笑)。 事の始まり 先日、自分の投函したパッチに関して、マスターリポジトリに変更が取り込まれる寸前に、ちょっとした…

OS毎のシステムコール実行性能 〜 その6(まとめ)

幾つかのシステムコールの実行性能をOS毎に計測して、「Mac OS X 上では、予想通りシステムコール実行性能が低めでした」という結論でサックリ終わる予定だったのですが、実際に計測してみると、思った以上に色々なバリエーションがあったため、予想外に内容…

OS毎のシステムコール実行性能 〜 その5

その1: fork, execve の性能計測 その2: vfork の性能計測 その3: fstat, lstat の性能計測 その4: getpid, gettimeofday の性能計測 その5: time, umask の性能計測 その6: まとめ time の性能比較 「システムコール実行性能の比較」という点では微妙ですが…

OS毎のシステムコール実行性能 〜 その4

本来であれば、その3までに実施した計測に先立って確認しておくべきなのですが、各OS毎の「システムコール実施自体のコスト」を、ここで改めて比較しようと思います。実のところ、「比較しようと思います」などと言いつつ、比較そのものは出来ていないのです…

SCMBootCamp in Nagoya #2

SCMBootCamp in Nagoya #2 に講師枠で参加してきました。運営お疲れ様でした! > id:kyon_mm今回、Mercurial 枠の応募者3名のうち、2名は Git 経験者、1名は SVN 経験者だったので、それらのツールと Mercurial 利用時の違いに関する説明がメインでした。SV…

OS毎のシステムコール実行性能 〜 その3

前回までで fork、vfork および execve といったプロセス生成系システムコールの実行性能を比較しましたので、今回はファイルシステム操作系システムコールの実行性能を比較しようと思います。 その1: fork, execve の性能計測 その2: vfork の性能計測 その…

OS毎のシステムコール実行性能 〜 その2

前回は、fork および execve システムコールの実行性能を、OS毎に計測して比較してみました。fork を比較したのなら、当然 vfork も比較したくなるのが人情ですよね?(笑) その1: fork, execve の性能計測 その2: vfork の性能計測 その3: fstat, lstat の性…

OS毎のシステムコール実行性能 〜 その1

Mercurial のテストセット ("make tests") を複数の環境で実行したところ、ほぼ同一性能の CPU 上での実行にも関わらず、Mac OS X 上での実行では、仮想環境上の Linux での実行よりも、大幅に時間を要することが確認できました。仮想環境上の実行ではクロッ…