彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

入院生活と Kindle、そして Kindle 4

とりあえず術後の顎の腫れも引いてきたし、腸骨を採取するための切開跡は少々引き攣れるものの運動するのでもなければ特に支障も無い状況、つまりほぼ「通常運転モード」に近い状態であるため、流石にひがな一日寝ている訳にも行かない。

ということで、VirtualBox 上の OpenSolaris で確認を取りつつ、勉強会での発表向けに Kindle for PC 上の "Solaris Internals" を読みふける毎日。

勉強会向けのまとめ作業の場合、紙版での物理ページ番号との対応付けがわからないのが、玉に瑕ではあるけれど、やっぱり電子媒体は便利だねぇ。

そうそう、使っていて気が付いたんだけど、図版の拡大機能は無いのね > Kindle for PC

Kindle Edition の "Solaris Internals" では、表も図版として組まれているんだけれど、結構細かい表も多く、よく読めないんだよなぁ。せめて、図版を拡大出来れば良いのだけれど....

Kindle のコアのデータ形式 (mobi フォーマット?) って、テーブル組みの機能が無いってわけじゃないよね?

# リフローレイアウトと相性悪いから未サポートとか?
それと、手術直後の発表がアナウンスされていて、痛み止めで朦朧としながらも、ずっと気になっていた Kindle の新製品。世間的には、Android Pad の方が注目されているっぽいけど、個人的な興味は専ら E-Ink 版。

基本的に長距離移動時はノートPC携帯率が高いので、専用デバイスの必要性はそれ程高く無いのだけれど、「ノートPCは重量的に携行が無理だけど、明らかに長時間手持ち無沙汰になる事がわかっている」ケースも案外少なくないので、Kindle 端末の購入は常々悩ましいところだったのだ (出来ればこれ以上モノを増やしたくないので....)。

で、新製品の Kindle、所謂 Kindle 4 なのだが .... うーむ、微妙だ

物理キーボードの廃止は、サイズ/重量低減とのトレードオフ的にはアリだし、MP3 再生機能とか作家スクリーンセイバーの廃止も、特に必要が無いので全然問題ない。

応答性が向上していて価格も1万円を切るなら、もう買うしかなくねぇ?な感じなのだが、唯一メモリサイズが Kindle 3 よりも 2GB 減の 2GB なのは大丈夫なのか?という不安が。

まぁ、自炊するわけでも無いので、それだけの容量を使い切る事態になるのか?というと、多分ならないと思うのだけれど....

あぁ、迷うなぁ。日本で Kindle Touch が買えるようになるまで待つか?でも軽さと安さも捨てがたい。