彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

隔世の感、あるいは忍び寄るムーアの影

実家で父親が使っているパソコンが起動しなくなってしまったそうで、代替機の調達などを行う。

いや、別に DELL とか HP から購入しても良いし、多分その方が楽チンなんだけど、実家でも WUXGA (2560x1600) な DELL 3007WFP を使っているのが、実はちょっとしたネックになっている。

WUXGA クラスになると、最低限 DualLink 対応でないと写りもしないし、単なる DualLink 対応なだけだとフルに表示ができなかったりするので、スペック的に確実なものを調達する必要があるのだ。

以前 GIGABYTEマザーボード痛い目を見ているので、今回は事前に仕様を確認した上で、明確に WUXGA 対応を謳っている ASUS のものを調達することに。やはり ASUS は鉄板だなぁ。

もっとも、視力の低下が著しい父親は、実のところ 2560x1600 な WUXGA のディスプレイを、解像度を落とすことで、大型の 1280x800 ディスプレイとして使っているので、単なる DualLink でも事足りる気がしないでもないのだけれど、まぁ、そこは、それ、気分の問題が、ね?(笑)

前にも書いた気がするけど、今後増えるであろう高齢者 PC ユーザに向けて、大型かつ低解像度なディスプレイって需要がある気がしますよ? > ディスプレイ製造業者様
で、調達したのが、以下のようなパーツ:

パーツスペック
プロセッサAMD A10 5700 (4コア)
マザーボードA85X チップセット micro-ATX
メモリDDR3 32GB (8GB x 4)
ストレージSSD 240GB
光学ドライブBD/DVD コンボドライブ
電源80PLUS BRONZE 500W
GPU 統合型 AMD A10 5700 の選択は、CPU を酷使するような用途には使わないことから、値段/省電力/今後の供給性の観点での選択。まぁ、半分は『折角だから新しく出た AMD Trinity とやらを試してみたい』という気持ちが含まれてるのも確かだけど。 さっきも書いたように、CPU を酷使するような用途には絶対に使われないので、世間的には『CPU 性能が大変残念』と評されているらしい Trinity でも全然問題無い。むしろ、こんな機会でもないと試すことも無いだろうから、試さないのは損だ!ぐらいの勢いだったりする(笑)。 で、これに DSP 版の Windows 7 Professional 64bit を付けて、お値段なんと 82,000 円也! 出費額の目処を付けてから買い物に行ったから、概ねの合計額はわかってはいたけど、改めて目の当たりにすると、軽く眩暈がする安さだなぁ…… 丁度3年ほど前に、自宅サーバマシン(何故か今はデスクトップ機として使用中w)用に調達した際には、16GB で 70,000 円近い値段だった DDR3 メモリも、今や 32GB で 10,000 円少々!1/12 に値下がりしてる…… いわゆる High Performance Computing 系システムでも、1コアあたりのメモリ量は 4GB ぐらいだったりする (2009年当時) のに、個人用途で1コアあたり 8GB メモリのシステムが 100,000 円しないってのは、凄いというか何というか。 まぁ、信頼性とかは圧倒的に違うから、単純に値段で云々はできないけど、それにしてもねぇ…………