このドックアダプターを倒しても、まだアダプタ四天王(以下略
Apple の対応に、今ひとつ納得がいかないので、気になって更に色々調べてみたところ、ひょっとしたら Apple の言う所の:
注文を受けた製品は間違いなく配送した。しかし、その製品が classic 用で無い事も確かだ。該当製品が見つけ辛いのは Apple 側の落ち度なので、製品交換には応じたい(意訳)
というのは、実は本当なのかも?という気がしてきた。
事の発端は、元麻布春男氏の iPod classic レビュー記事 。
確認したところ、5.5世代の60GBモデルに付属したDOCKアダプタと、今回の160GBモデルに付属するDOCKアダプタは同じ10番だった。
10番?いやいやいやいや、チガウデショー?それはチガウデショー?元麻布さん。classic 160G は 9 番デショー?10 番は合わないデショー?
気になって「ipod classic ドックアダプタ 番号」で Google-ing すると.... は?!アクセサリーメーカーが出している製品情報でも「classic 160G は 10 番」扱いになってる!?
あー、もうわけわかんなくなってきた!
.... とりあえず冷静になって状況を整理しよう。
元麻布氏のレビューから辿ったページで、発表当時の classic 160G の販売価格が、今回の購入価格の倍近い 42,800 円になっていたのだが、幾らなんでも量販店店頭での倍近い値下がりの常態化を、ブランドイメージ重視の apple が黙認しているとは思えない。
そこが気掛かりだったので、iPod のモデルを識別するための解説ページを確認してみると.... あれ? iPod classic 160G って、"Late 2009" モデルと 無印(2007年発売)があるの?
あ!!そういえば、元麻布氏のレビュー記事って....やっぱり2007年だ!
待てよ? classic 160G 向けのドックアダプターのページって....ぐは!やられた!対応モデルは「iPod classic 160GB (2007)」だった!
で、今回買った classic 160G って、ヨドバシがこっそり在庫処分セール品を紛れ込ませていたのでもなければ(笑)、どー考えても late 2009 モデルだよね?
っつーことは:
- MA126G/A のアダプタ番号が 10 番というのは正しい
- 今回購入したパッケージの中身と製造番号印刷は合致している(MA126G/A)
- 無印 160G classic 用なので、late 2009 モデルには対応しない
ということか?なるほど、それなら「注文を受けた製品は間違いなく配送」というのは納得。「(その対応は)如何なものかなぁ?」などと難癖付けて御免なさい > apple
10 番アダプタ使用時の隙間を考えると、Late 2009 モデルは無印 160G よりも薄型なので、MA126G/A の対応モデルよりも容量の少ない「classic (80GB)/with video (30GB)」向けな MA125G/A が交換品として送られてくる、という按配なのだな。
つまり、classic 160G には「無印」と「late 2009」の2種類がある旨の注意喚起が無い点を指して、「該当製品が見つけ辛いのは Apple 側の落ち度」という結論だったのか....
でもそうだとしても、パッケージの表記の謎は残ったままなんだよなぁ。
- MA126G/A パッケージには「with color display (40GB, 60GB) 用」の表記が
- MA126G/A の対応モデルは「iPod classic 160GB (2007)」「with video 60GB 80GB」
- 「with color display (40GB, 60GB)」向けには、別途 MA123G/A が存在
うーむ、apple の製品管理迷宮は手強い....