OpenSolaris 勉強会 2014.01
1月25日(土曜)は、日本OpenSolarisユーザーグループ主催の Tokyo OpenSolaris 勉強会 2014.01 に参加してきました。
"Solaris Internals" 枠は、例によって要約した発表資料を元に、第10章の「Physical Memory」の 10.3 The Page Scanner から最後までの掘り下げなどを。
Solaris Internals: Solaris 10 and OpenSolaris Kernel Architecture
- 作者: Richard Mauro, Jim McDougall
- 出版社/メーカー: Prentice Hall
- 発売日: 2006/07/10
- メディア: ハードカバー
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今回で第10章が完了したので、メモリに関する章の 40% が終了しました。次回からは、第11章の "Kernel Memory" に進みます。
以下、余った時間の穴埋めに触れた、ZFS の TRIM 対応状況に関して、以前調べたもの/当日教わったものなど、現時点で把握しているものを、自分自身の備忘録代わりにまとめておきます。
TRIM に相当する SCSI コマンド SPC3_CMD_UNMAP あたりを頼りに、opensolaris.org での zfs-discuss に関する外部アーカイブの "ZFS and TRIM" などは見つけたのですが、「対応した」という確定情報は見つかりませんでした。
Open ZFS の wiki では、TRIM Support に関して、"FreeBSD が 2012-09 からサポート" が唯一の TRIM サポートになっています。
変更提案 "ZFS TRIM Support for illumos" に関しては、Open ZFS wiki からも、illumos watch - November 2013 からもリンクされていますが、いまのところ取り込まれてはいないみたいですね。
また、Solaris 11 周りに関しては、以下の様な情報も: