彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

印刷博物館に行って来た

電子書籍に関する企画展示が実施されているとのことなので、凸版印刷が運営している印刷博物館に行って来た。

特別展示では、現在流通している電子書籍の中から、ジャンル (書籍/小説/新聞/資料/知育/漫画/定期刊行雑誌等々) 毎に何冊かが展示されていた。紙媒体と併売されているものは、紙媒体も陳列されていて、両者の使い勝手の差などを実際に体験できるようになっている。

情報参照が主体となる百科事典的な資料書籍類などは、ちょっとした使い勝手の違いが、利用感に大きく影響するのが良くわかる。

また、インタラクティブ絵本の展示の中で、「飛び出す絵本」を電子化したものが展示されていたのだが、これが脱帽モノに物凄く良い出来。

これが現時点でのインタラクティブ絵本の平均水準なら、電子書籍は想像以上に凄いことになってなっているなぁ、などと思っていたら、どうやら 電子書籍アワード2012でコミック・絵本賞を受賞しているとのことで、やはりあれは特別に良いものなのだな、と意味も無く安心(笑)。
展示に関しては、できれば歴代の「電子書籍端末」も使用可能であれば完璧なのだが、コンテンツ利用がレンタルベースな Sony LIBRIe などは、「単に電源が入っているだけ」状態になってしまうので、アレなんだろうなぁ。

そういえば、展示されていた Kindle は、最廉価版の Kindle 4G ではなく Kindle Touch だった。Kindle 4G で十分と思っていたけど、タッチ操作が思いの外便利なので、触ってしまうと欲しくなってしまうなぁ(笑)。

企画展を一通り見た後は、本展示場を観覧。

印刷博物館の観覧は、なんだかんだで3度目なのだが、毎度毎度何がしかの新たな知見が得られるので、テンションが上がりまくりな私(笑)。

残念なのは、GW 中ではあるものの、平日だったために VR シアターへは入場できなかったこと。以前、それほど期待せずに入場したところ、想像以上に面白かったんだよねぇ。

5/5 は通常は有料の本展示場の入場も無料 (上記企画展示のみなら常時入場無料) なので、興味のある方にはお勧め。