彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

hbstudy #33 (Mercurialハンズオン) に参加してきた

id:troter 氏が発表&進行する hbstudy #33Mercurialハンズオンに、サポート要員として参加してきた。

参加者の皆様、お疲れ様でした!

開催要項のページに掲載されていた会場の地図が、本来の「西新宿一丁目5-11」ではなく、「西新宿五丁目」を指していたために、会場である「六階」以上あると思われるビルを求めて、五丁目界隈を彷徨うこと暫し(笑)。

改めて会場の住所を見たら「一丁目」になっていたので、慌てて新宿駅西口あたりまで取って返すことに。

今回は随分時間に余裕を持って現着したので良かったけど、日が暮れ始める夕方になって、会場が見つからずに迷っていたら、多分泣き出していたに違いない。 などということを、会場に着いてから、troter 氏に話したら、troter 氏も僕の一時間後に、同じあたりを彷徨していた模様(笑)。

今回も手製の『Mercurial 最小必須操作チートカード』(コマンド面およびTortoiseHg 面)を参加者に配布。

さて、ハンズオンの内容に関しては、きっと troter 氏が詳細をブログ等で公開してくれると思うので、とりあえずここでは、サポート要員として気になった点を1つだけ。
参加者各自の Mercurial インストールベースは統一した方が良さそう、というもの。

古い版だと、エクステンションの有無や、設定記述による挙動制御の可否、メッセージ翻訳状況等の差が出てしまうので、ある程度一律に手順を進める必要ある『ハンズオン』だと、ちょっと厳しいかも。

# もう少し時間に余裕があれば、多少のばらつきがあっても大丈夫なのですが……

この辺は、『挙動の違い』自体が話のネタになる TokyoMercurial 的なイベントとは違う、と割り切った方が良いと思われる。

ツールのインストールにパッケージ管理を使用していて、且つ『現行インストール済みの Mercurial の版を維持したい』という人は:

  1. 指定の版のソースの tar.gz アーカイブをダウンロード
  2. tar.gz アーカイブを展開
  3. 展開先でビルド&インストール(make PREFIX=インストール先 install-bin")

といった手順で、任意の場所にプライベート版をインストールすることも可能。

また、GNU gettext に含まれる msgfmt コマンドが無いと、日本語メッセージファイルがインストールされないので、その点も事前周知の必要が。

msgfmt 無しの環境で、(内部的にビルドが実施される)パッケージ管理を使って Mercurial をインストールしてしまった場合、日本語メッセージファイルのビルド&インストールを実施するには、GNU gettext を入れてから、パッケージ管理でアンインストール⇒再インストールしないと駄目なので、事前の msgfmt 有無のチェックはとても重要。