Kindle4 の携帯カバー
さて、Kindle4 を買ったのだが、本体が無茶苦茶廉価なこともあって、画面保護シートとか専用カバーとかを付けるのは、なんだかとっても損した気分になってしまうことから、その手の保護系付属品は買わない方向で。
とは言え、「表示面に圧力掛けないでね?」と但し書きのあるデバイスを素のまま携行するのは、流石にちょっと気が引ける。鞄に放り込んで持ち歩くにしても、混雑した電車とかだとねぇ。
というわけで、手元にある材料を使って、簡易携帯カバーを自作することに。
まずは、新書用の文庫カバーに、適当に切り出したスチロールボードを貼り付ける。
手元にあったスチロールボードは片面が粘着シートな奴だったので、そのまま貼り付けた。まぁ、固定方法は両面テープとかで適当に。
次に、平織りゴムを使って、折り畳んだ文庫カバーが丁度閉じるぐらいの長さのベルトを作る。
濃紺地の文庫カバーに、黒の平織りゴムなので、ちょっと見辛いかもしれないけれど、上から 1/3 ぐらいの所に巻き付いているのが平織りゴムのベルト。
以上で、横から Kindle4 を滑り込ませる事が出来る簡易カバーの出来上がり。
上から軽く押し出して、カバーから外に出た部分をつまんで引き出すと、簡単に取り出せる。
表示面に対する局所的な圧力を緩和できて、文庫カバーがフニャフニャしない程度の強度があれば、文庫カバーに貼り付ける素材は何でも良いのだけれど、少なくとも表面が (Kindle4 にとって) 滑り易くなっている素材を選ぶ必要がある。
試しに本体裏側の保護材としてスポンジ素材を使ってみたら、出し入れの際の滑り具合が低下してしまい、使い勝手か悪くなってしまったのだ。Kindle4 の裏側は滑り止めっぽい表面加工がされているので、余計滑りが悪いんだろうなぁ > スポンジ
基本は「携行の際の保護」なので、読む時には本体にカバーが貼り付いている必要が (僕の場合は) 無い、という割り切りの産物だけど、これなら飽きても簡単/安価に柄を代えたり出来るので、なかなか良い塩梅。
ちなみに、一番手間が掛かっているのが、丁度良い長さのワッカにするために、切った平織りゴムの両端を縫いとめる裁縫仕事だった事は内緒(笑)。ミシンが無いから手縫いなのだ。
原理的には輪ゴムでも良いのだけれど、流石に見てくれ的にねぇ....