彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

ブート用 USB メモリの作成

職場の作業用 PC がお亡くなりに。おそらくマザーボードの問題だと思うけど、もういっそこの機会に Solaris 化するか!?などという企みを。

それ以外にも、バッテリユニットが駄目になったためにそのまま死蔵状態のノートPCとか、あちこちに Solaris を入れようと思っていた矢先だったので、折角だから Solaris ブート用の USB メモリを作ることに。
OpenSolarisユーザグループへのさとうさんの投稿では Distribution Constructor の入手に Mercurial を使っているけど、別の筋によれば:

  • usbcopy は SUNWdistro-const パッケージに含まれる
  • OpenSolaris のサイトから直接 USB イメージダウンロード可能

ということらしい。

いや、Mercurial 普及に勤しむ身としては、Mercurial を使うにヤブサカデハナイのだが、やっぱり手間が少ないほうが良いじゃない?水は低きに流れるのだ。

SUNWdistro-const に関しては、"pkg search -r usbcopy" で検索してみれば、確かに IPS リポジトリ中の SUNWdistro-const に含まれている模様。

USB イメージの方も、LiveCD ダウンロード URL のファイル拡張子を .usb にすると、確かにダウンロード可能なファイルが置いてある。これなら、ISO CDROM イメージから USB イメージへの変換の手間も省けそう。

  1. pkg install SUNWdistro-const
  2. wget http://dlc.sun.com/osol/opensolaris/2009/06/osol-0906-x86.usb
  3. usbcopy osol-0906-x86.usb

上記手順であっさり完了。

手間と言えば、wget がリダイレクトされたので、保存先ファイル名の変更をしたぐらいか。

USB メモリの認識もすんなり成功し:

$ usbcopy osol-0906-x86.usb
Found the following USB devices:
0:      /dev/rdsk/c9t0d0p0      3.8 GB  BUFFALO  USB Flash Disk   3.10
Enter the number of your choice: 0

WARNING: All data on your USB storage will be lost.
Are you sure you want to install to
BUFFALO USB Flash Disk 3.10, 3800 MB at /dev/rdsk/c9t0d0p0 ?  (y/n) y
Copying and verifying image to USB device
Finished 812 MB in 945 seconds (0.8MB/s)
0 block(s) re-written due to verification failure
Installing grub to USB device /dev/rdsk/c9t0d0s0
Completed copy to USB
$ eject -l
/dev/dsk/c9t0d0p0:1  rmdisk,rmdisk0,/media/USB Flash Disk
$ eject rmdisk0
rmdisk0 /dev/dsk/c9t0d0p0:1 unmounted
$

殆ど何も考えることなく事は順調に進行(入力したのは太字部分だけ)。何というか、20 世紀の感覚で触っていると、拍子抜けするほど。

で、とりあえず死蔵ノートPC(Let's note CF-R4)の BIOS 起動設定で USB 系の優先順位を上げておいて、USB メモリを挿したなら、いざ再起動。これまた、拍子抜けするほどあっさり起動成功。あー、もう、21 世紀すげーな!?ちょっと見直した!