彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

ヘッドレス(headless)機能が欲しい

Emacs daemon 機能は、23.x 系固有の機能らしい orz

Emacs Client は、望んでいるものとはちょっと違うんだよねぇ。

どーしても X Window セッションを終わらせなきゃいけないケース、例えば:

  • うっかりログオフ
  • GNOME の設定を変更したので X を再起動したい
  • GNOME の挙動が変になってきたので X を再起動したい(← 実際にあった!)

といった場合に、やりかけの作業状態を破棄するのは物凄く非効率的。
鰻屋や焼き鳥屋が、毎日タレを新しく作り直したりしないのと一緒で、折角育てた buffer list とか、ミニバッファ履歴(M-x compile や M-x grep 等々)とか、shell バッファとかのエトセトラエトセトラは、捨てるに忍びない。

そういった場合に、論理的な状態を保持するプロセスは生かしたまま、X Window に対する描画を実施する部分のプロセスだけが終了する、という、言ってみれば GNU screen コマンドとか VNC とかリモートデスクトップとかによる「継続性」に相当する機能が欲しい。

そもそも GNU screen コマンドがあるのだから、CUI ベースでの利用をメインにするという選択肢もあるんだけど、漸く GUI ベースの Emacs 環境が使える感じになってきた(ウィンドウ間でのコピペの利便性は GUI の方が圧倒的)だけに、CUI に戻るのはちょっとアレなんだよねぇ。

TrueType フォントの件もあるし、23.x 系に乗り換えた方が良いのかなぁ。

こういう headless プロセス的な機能って、他の GUI 系プログラムでも提供して欲しいと切実に思う。

もっとも、利用者のリテラシが一定水準以上でないと、余計なプロセスが居座って資源浪費、などという事態になりそうではあるけれど。