彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

不安定な Wi-Fi 接続に振り回される

最近ノートPCからの Wi-Fi アクセスが安定しない。

接続を確立するのに時間が掛かったり、接続中に頻々と切れたりと、ちょっと我慢の限界を超える駄目っぷり。

どれぐらい駄目かというと、ServerAliveInterval/ServerAliveCountMax 設定による SSH 固有 keep alive を有効にした ssh セッション上で:

while true; do echo -n '.'; sleep 3; done

などという「手動 keep alive」とでも言うべき処理を実行している状況でも、数分と経たずに接続が切れるような状態。っていうか、なんか今日はいつにも増して不安定じゃねぇ?

使用しているアクセスポイント WHR-G301N の更新ファームウェアで、「高負荷状態でキー更新が失敗しやすい」問題が解消されているらしいとのことで、数日前にファームウェアを更新してみたが、イマイチ改善されない。
WHR-G301N 本体に触ると、恒常的に結構な熱を持っていることから、いわゆる熱ダレ状態の可能性もあるので、いっそ放熱効率を上げるためにケースをはがしてしまおうか?と腹をくくりかけたのだが、とりあえずここは Google しておくか、ということでネットの海を彷徨うこと暫し....あれ?「WHR-G301N がポートスキャン」って、なんじゃそりゃ?

LAN 内の機器にポートスキャン掛けるアクセスポイントって、一体どこの夢の国の話ですか?

そういえば、引越しを機にネットワーク構成を変更して、それまで PC からの無線 LAN 機器接続に専念させていた WHR-G301N を、いわゆる「ブロードバンドルータ」的な用途に格上げしたのだけれど、その際に同一 LAN 内に自宅サーバとか HDD レコーダとかもぶら下がるようになったので、ポートスキャン対象が増えたことで接続の不安定化に繋がった可能性も。

いずれにしても、そんな余計な処理を放置する気は更々無いので、早速設定を変更することに。

「管理設定タブ」⇒「ネットワーク解析」から「使用する」のチェックを外してみると....おぉ!サクっと繋がって、全然切断されない!

いやぁ、これで駄目なら、高スループット (= 高負荷な状態でも処理をさばける) な製品に買い換えようかと覚悟していたので、無駄な出費をせずに済んで良かった良かった。

但し、単に「設定変更⇒リセット」が良かっただけ、という可能性もあるので、当面様子見が必要だけどね。

ちなみに、ノートPCからの接続が不安定極まりない一方で、デスクトップPCからの接続はそれほど不安定では無かったりする。っていうか、VirtualBox 上の Solaris ZFS から、自宅サーバに GB 単位のデータを転送しても、全然平気だったぐらいの安定振り。

違いといえば、ノートPCでは Intel チップセットの無線機能を使っているけど、デスクトップPCでは WHR-G301N と同じ Buffalo 製の USB 無線 LAN インタフェースを使用している事ぐらい。もしも、機器の相性でここまで安定性が違うとしたら、どんだけ仕様解釈の余地が広いんだよ!?って感じだよなぁ。

それから、ファームウェアの修正情報に NTP 絡みの話があったので、念のため NTP の問い合わせ先を ntp.nict.jp に変更したのだけれど、問い合わせ間隔が 24 時間毎とかなので、まぁ、こっちの変更の影響では無いよな? > 挙動改善