彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

VirtualBox 4.0.0 を入れてみる

(ここに至る細かい経緯は、後ほど)

VirtualBox の 4.0.0 がリリースされたとの情報が入ってきたので、光学ドライブのパススルーがちゃんと使えるようになったのではなかろうか?@Solarisホストなどという期待を胸に、早速導入してみる

USB サポートや remote desk top 機能などは、今回から「機能拡張」という形式での提供になるらしく、ダウンロードも別立てになっている。

で、ダウンロードしてきた機能拡張ファイルは、拡張子も何も付いていないファイル名で保存されるため、このファイルをどうすればよいのやら途方に暮れてしまう。

file コマンドで色々探ってみると tar + gzip らしいこと判明したので、展開してみるも、特に README 的なファイルは含まれていない ....

とりあえず 4.0.0 の VirtualBox を起動してヘルプを探してみたところ、「ファイル」→「環境設定」→「機能拡張」において機能拡張の追加を指示することで、機能を拡張出来ることが判明。

実際にやってみると、「ダウンロードしたままのファイルを指定する必要がある」とか「ダウンロードした時のファイル名から変更してはいけない」とか、ある意味、勝手のわからない人は普通余計な事しないよね?的なトラップを踏みまくる .... orz
ちなみに、VirutalBox 4.0.0 導入で一番肝心なのが:

GUI 経由では機能拡張をインストールできない@Solaris

ユーザ権限で VirtualBox を実行している場合、GUI 経由で機能拡張の追加を指示すると、「root 権限でのインストール作業が必要なので、root のパスワード教えろや?コラ!」と問い合わせのダイアログが表示される。

しかし、旧来の OpenSolaris な環境の場合、ロールベースで稼働しているため、いわゆる root ユーザへのログイン設定は行われていないことから、そもそも「root のパスワード」なるものが存在しない → 機能拡張追加失敗というコースを辿ることに ....

いっそ pfexec 経由で VirtualBox を起動してやろうか?と思ったけれど、VirutalBox は殆どの設定作業が CUI の VBoxManage コマンド経由で出来る、ということを知っていたので、ヘルプ表示にこっそりと書かれていた "VBoxManage extpack install" なる文字列を見逃さなかった。

$ pfexec VBoxManage extpack install 機能拡張ファイル

とやることで、無事機能拡張の追加に成功。

で、パススルーを試してみたところ .... やっぱりダメか .... orz

※ 2011/01/06 追記:
ゲストからのホスト光学ドライブへのパススルーアクセスに成功!!USB 光学ドライブよりも断然早い!!