彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

OpenSolaris 勉強会

昨日は 東京OpenSolaris勉強会 2010.01に参加してきた。ちなみに今回から、受付の際に "Oracle 万歳!" と言わないと入室できないことに(嘘)。

Python Hack-a-thon #2 での会場提供とかを知っているので、個人的には巷間で言われているほどには Oracle に悪印象って無いんだよなぁ。

前回に引き続き、Solaris Internals の "Chapter 14: File System Framework" について、まとめた資料を元に解説の真似事などを。
今回も新規参加が多かったため、復習の意味を含めて 14 章全体の復習を駆け足でやってから、「14.10 The Directory Name Lookup Cache」節の説明を。固定メンバーになってしまうと、どうしても停滞感が出てしまうので、新しい血が入るのは嬉しい限り。

前回は「14.10.3 DNLC Negative Cache」まで進んだことになっていたけど、結局喋った本人もそこまで進んだことを忘れていた(笑)ので、節の始めから通しで説明することに。

一応、Solaris Internals に書かれている項目は今回で完了したのだけれど、Solaris Internals ではファイルロックの話が一切触れられていないので、追加項目として次回はその辺に関して喋る予定。

NFSv3 の lock management モジュールが OpenSolaris でもバイナリ限定公開だったために、挙動解析とかで色々苦労させられた恨みの分を、悪態をついてスッキリしたいだけ、という話もあるけれど(笑)。

ちなみに、来月は DTrace Day の開催が確定(日程は 02/20 の予定)しているので、通常の勉強会形式での次回開催は3月ということに。