2009 年を振り返る&2010 年の抱負
単に12回ある月末の1つ、と言うこともできるけど、まぁ、そこはそれ。節度ある大人の対応ということで。
音楽
去年も体内音楽濃度は低かったけど、今年はそれに輪をかけて低くなっている気が。
20世紀中は「趣味は音楽」と公言して差し支えなかったのだけれど、最近は新譜も買ってないし、楽器の練習もさっぱりだし、看板に偽り有りな感じだなぁ。
集中して作業することが多いので、移動中も音楽を聴かなくなっちゃったし……。
読書
今年も(技術書以外は)本を読まなかったなぁ。
エンジニアリング
相変わらずエンジニアリングな話題はテンコ盛り。っつーか、エンジニアリング一色に染まっている人生。それはそれで本懐ではある。
今年も Mercurial と Solaris の二本柱。
Mercurial に関しては、2009 年の主な活動は:
- 入門 Mercurialの出版
- BOS 本翻訳の公開
- メッセージの翻訳
- 日本語ユーザグループの世話人
- 勉強会イベント等への参加
といったところかな?
2010 年の活動目標は、当面以下の2つということで。
- 最新版の BOS 本の翻訳
- 自作 extension の公開
Bryan 氏が共著で名を連ねる "Real World Haskell" が、英語版発売から一年ほどで翻訳版発売に漕ぎ着けているので、あわよくば BOS 本も同じようなペースで出版できたら嬉しいなぁ。もっとも、まずは翻訳しろ>自分、なのだけど。
自作 extension に関しては、ほぼ完了 x1、実装中 x1、未着手 x1 な状況。ふと思い付いたらすぐ機能拡張を作れるところが Mercurial の良いところなので、随時気の赴くままに。但し、仕掛かり中のものを含めて、最低2つ公開するのを目標に。
Solaris に関しては、2009 年の主な活動は:
- 勉強会での発表
- 自宅サーバ/職場デスクトップの OpenSolaris 化
こんな感じ。項目的には少ないけど、「新しい事の吸収」という点では、かなり充実した年だった。
2010 年の活動目標は、思い付く範囲では以下の感じ。
- Solaris カーネルにおけるメモリ管理の理解
- skelton filesystem の実装
- DTrace プロバイダ実装技術の修得
- MDB コマンド実装技術の修得
- DTrace 仮想マシンの理解
- Solaris コンテナ(旧称 "ゾーン")運用技術の修得
うーむ、ちょっと多過ぎか?できれば 1〜4 は消化したいところ。
それ以外の目標としては:
- いわゆる"ドラゴン本"の読了
- build automation ツールの調査/評価
あたりかなぁ。
「元々自分がやりたかった」ことよりも、「たまたま機会があってやることになった」ことの方が時間を喰っているのは相変わらずだけど、やっていること自体は楽しいし、「本当の自分を探さなきゃ!」などと言う程青くもないので、暫くは彷徨い続ける感じで。
旅先で道に迷っても、「損した!」というよりは「ネタができた!」と喜ぶクチなので、流れのままに。
物欲
今年は去年に輪をかけて、物を買わなかった気が。
大きな買い物は、自宅サーバのリプレースと QuietComfort15 ぐらいかなぁ。
年末に FinePix 3D カメラの購入を迷ったけど:
- 左右の視力に差があるとプレビュー画面が見辛い(フォトスタンドはそれ程でもないけど)
- 三日で飽きている自分が想像できた
というのがあって、今のところ保留中。「3D 撮影ができるデバイス」が楽しそうなのであって、具体的に撮影したいもののイメージがあるわけでも無ければ、年中カメラを持ち歩くような撮影好きというわけでも無いし。
あぁ、"電子立国日本の自叙伝"のボックスを買ったな。
ソフトウェア編は、詳しい内情がわかる分、面白みが無いというか、端折っている部分が見えて白けるというか、兎に角、個人的にはハードウェア編の方が好き。放映版よりも、書籍の方が更に好きだけどね。
2010 年は、うーむ、今のところ:
- 自宅デスクトップのリプレース
- 自宅無線環境を 802.11n にアップグレード
- 花粉シーズン向けに空気清浄機
ぐらいしか思い付かないなぁ。
「これ欲しい!」と思うこと自体は無い訳ではないので、「物欲が枯れて来た」というよりは、「(色々な意味での)ランニングコストを払えない自分を事前に想像できるようになって来た」というところか。
まぁ、2010 年は色々な意味で、肥大した状態を解消する方向で。