彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

ディスク入れ替えで遊んでみる(ZFS)

引き続き ZFS におけるディスク入れ替えの予行演習などを。

まずは、mirror 化を経由して移行した先の起動ディスクの SCSI ID を変更してみる。これは何事も無く再起動成功。

以前 Linux のソフトウェア RAID に関して調べたり動作確認したりした際には、/dev 配下での名称が変化するような事態において、HDD の持つ一意識別情報を使って正しく RAID アレイを組めるとか組めないとか、デバイスを一意に特定する方法は既に実現されているとかされていないとか、とにかく新旧の情報が入り乱れていて、さっぱり訳が分からなかったのだが、いい加減こんな基本的な機能は実現されていても良い頃合なので、驚く程の事ではないよな、うん。

変更先 ID でも大丈夫なように /etc/vfstab にあらかじめ列挙しておけば、swap に関しても問題が無いのは予想通り。

次は、移行元 HDD を再接続(但し、SCSI ID は変更)してみる。が、特に問題無く再起動成功。zpool status 表示も特に問題無し。

移行成功直後に、移行前と同じ SCSI ID で再接続してみた時は grubCUI 対話モードに入ってしまったけど、あれはおそらく移行元 HDD に残っていたブート情報がアレしたのだろうなぁ。zpool 的には detach されているけど、元起動ドライブという情報は残ったままだったのだろうし。

さて、次はいよいよ容量拡張を伴う移行といってみますか。