彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

solaris

ZFS rpool の HDD が壊れる

自宅 Solaris サーバへの ssh アクセスが死ぬほど遅い。さっき再起動したばかりなので、諸々の読み込みに時間が掛かっているのかな?とか、DNS 逆引きとかでアレしているのかも?などとも思ったが、もうそんな次元を通り越して応答が返って来ない。で、conso…

メモリスロットのクロック

暫く前の話になるが、ここ3年ほど使ってきた Let's Note CF-R7 が、性能的に厳しくなってきたので、ノートPCを新調した。ちなみに、僕自身にとっての「持ち歩き用ノートPC」の最低条件は以下のようなもの。 本体重量 1kg 未満 満充電で一定時間以上稼動…

OpenSolaris 勉強会 2011.08

東京 OpenSolaris 勉強会 2011.08 に参加してきた。先月同様に "Solaris Internals" の "PART FOUR Memory" の要約の続きで、今月から "Chapter 9: Virtual Memory" に突入。毎度お馴染みの、周辺事情やら、歴史的経緯やら、個人的な興味による勝手な掘り下…

東京 OpenSolaris 勉強会 2011.07 + SCM Bootcamp

今日は、東京 OpenSolaris 勉強会 2011.07 に参加するために青山の Oracle ビルへ。前回から、"Solaris Internals" の "PART FOUR Memory" の要約に着手していて、今回は "Chapter 8: Intruduction to Solaris Memory" に関する要約の続き。例によって、周辺…

VirtualBox ゲスト Solaris 上で CIFS サーバを立ち上げる

デスクトップ環境において、以前は「ホスト側 OpenSolaris で CIFS サーバ稼動」+「VirtualBox ゲスト側 Windows でファイル共有」という運用を企んでいたのだが、ホスト/ゲストを逆転させて運用することに。OpenSolaris CIFS にこだわるのは、ZFS による…

VirtualBox の OpenSolaris ゲストネットワーク設定手順(自分用)

VirtualBox 上で (Open)Solaris ゲストを稼動させる際に、以前は外部接続用の NAT 構成インタフェースも手動設定していたけど、どう考えてもこれは DHCP 管理の方が楽に決まっている。というわけで、新規の Windows ホスト上で、新規の OpenSolaris ゲストを…

HOME 用途を別の ZFS pool に移行する

新し目の OpenSolaris をインストールすると、HOME 領域のファイルシステムも起動領域を含む rpool に内包される形式で作成されるのだが、root と HOME は媒体を分けておきたいよね?というのが旧世紀遺物エンジニアの感覚なので、/export/home 配下を別途作…

自宅デスクトップ Solaris 化顛末 〜 64bit Win7 導入

OpenSolaris で自宅のデスクトップ環境を構築すべく、七転八倒の紆余曲折を経て、結局「デスクトップ環境は Windows の方がよくね?」という結論に .... orzいや、仕事とかで使う分には Solaris (っつーか UNIX)デスクトップは最高に便利なんだけど、メディ…

ZFS プールの HDD を再利用

自宅 Solaris サーバの ZFS rpool の HDD 構成を変更。以前は別の ZFS プールに使用していた HDD の rpool 組み入れを目論む。rpool で使用する場合はブート用スライスを確保する必要がある(本当に必須なのかは個人的には「?」。後で調べようと思ってすっか…

Solaris のオーディオ環境構築

自宅デスクトップ環境を Solaris にするにあたって、オーディオ環境は ONKYO の ND-S1 を軸にして、以下の様な感じを目論む。 ND-S1 の出力は、光入力を持つ YAMAHA の RP-U100 へ ND-S1 の iPod には、VirtualBox ゲスト上の iTunes@Windows から同期 音楽…

Solaris VirtualBox でのパススルー

これまでのあらすじ: OpenSolaris ホストの VirtualBox ゲストとして MS-Windows を稼動させ、iTunes@Windows に音楽 CD のリッピングをさせる作戦は、Windows@VirtualBox がホスト光学ドライブに入れた音楽 CD を認識することが大前提。早速音楽 CD をドラ…

ralink RT2870 の無線 LAN ネットワークドライバ問題

これまでのあらすじ: BUFFALO の WLI-UC-GN を始めとする USB WiFi アダプタが Solaris で使用できるのは、村山さんが ralink RT2870 チップ向けにドライバを開発してくれたお陰です .... アクセスポイントに接続できネェ .... orzアクセスポイントの検出は…

Solaris で nVidia のグラフィックカードを使う

これまでのあらすじ Solaris 向けのデバイスドライバを直接提供しており、しかも結構な頻度でアップデートしていることから、RADEON 系列から nVidia 系列に乗り換えることに。GeForce 210 搭載のカードを使用して Solaris を起動したところ......GUI 画面に…

トラブルまみれの自宅デスクトップ環境 Solaris 化

※ 以下は 2010 年末時点での話起動ディスクへのアクセスがトラブル続きなため、利用停止状態だった自宅デスクトップ環境を何とかするべく、今回も Solaris 化の道を邁進。しかし、それが地雷まみれの危険区域であることを、その時は知る由も無かった。「地雷…

VirtualBox@Solaris での光学ドライブパススルー

VirtualBox 最新版の 4.0.0 に更新しても、光学ドライブのパススルー(passthrough)機能の有効化が出来なかったことに納得が行かなくて、暫しネットの海を彷徨った末にやっと情報を入手。 Solaris の場合、パススルーは root 権限で実施して頂きたく あぁ〜、…

VirtualBox 4.0.0 を入れてみる

(ここに至る細かい経緯は、後ほど)VirtualBox の 4.0.0 がリリースされたとの情報が入ってきたので、光学ドライブのパススルーがちゃんと使えるようになったのではなかろうか?@Solarisホストなどという期待を胸に、早速導入してみるUSB サポートや remote …

旧 Indiana の update 〜 134 移行顛末

会社のデスクトップと自宅サーバの両方で Solaris 111 ⇒ 134 移行を実施して、色々気づいた点に関するメモ。 Python が 2.4.x から 2.6.x になった pure Python なユーティリティ系にとっては、多分それ程影響は無いんだと思われるが、2.4.x 系と 2.6.x 系で…

東京 OpenSolaris 勉強会 2010.11

今日は東京 OpenSolaris 勉強会 2010.11 で青山の Oracle ビルへ。本当は VRRP の話がメインなのだけど、おまけ的なIPMP の話に食いつく天邪鬼な私。そもそもは静岡合宿の際に、Pocket WiFi 所有率が異常に高かったのが発端。総帯域で言うなら FTTH に匹敵す…

旧 Indiana の update 〜 その2

予期せぬ例外浮揚で全然駄目だった image-update だが、登録したバグ報告に付いたコメントによると: path 属性が複数ある(= 想定外)パッケージがあるんじゃなかろうか? 我々の提供するパッケージには無い筈だけど。 とのことなので、もしや ext2 からの吸…

旧 Indiana の update

結局、非力なノートPC上の仮想環境では埒が明かないので、リリース IPS リポジトリ(http://pkg.opensolaris.org/release/)が更新されて set-publisher 等の手間が減ったのをこれ幸いと、メモリ割り当て等が幾分マシなデスクトップPC(Windows)上の仮想環境で…

静岡 Bootcamp で OpenSolaris の移行

OpenSolaris 勉強会の主催する静岡 Bootcamp に参加。今回のメインは、OpenSolaris 系ディストリビューションを片端からインストールしてみる、という深夜作業。install-thon とでも呼べば良いのか?旧 Indiana(= ディストリビューションとしての OpenSolari…

Solaris での SATA デバイス

当初は PhenomII X4 を予定していた次期自宅サーバも、結局 MINI-ITX Atom マザーで組むことに。自分にとっての自宅サーバの主要用途が、データの集積場所=ストレージサーバであって、計算力を常時提供する必要性が薄い事を考えると、冷却(+ それに伴う騒音…

postfix を Solaris SMF に対応

結局 postfix はソースからビルドすることにしたのだけど、最後まで迷った要因が、パッケージ版の方は Solaris SMF に対応している(筈)という点。由緒正しい SVR4 init 方式の設定でも良いのだけれど、やっぱり他のデーモン類の設定と歩調を合わせておきたい…

dovecot との IMAP 連携動作確認

ビルド&インストールが完了したので、dovecot の動作確認を。"Quick Configuration" ページによると、mail_location(@conf.d/10-mail.conf) 程度で稼動可能な口ぶり。Maildir 形式でのアクセスに限定されるので、設定は以下の按配で: mail_location = maild…

Solaris の autotools

IMAP サーバに関しては、以前は courier IMAP を使用していたのだが、認証サーバが別立てだったりと構成が面倒なことから、今回は dovecot を試してみることに。で、dovecot は Mercurial リポジトリ経由でソース公開されているということなので、それならば…

postfix の設定

例によって随分放置してしまったけど、自宅サーバの MTA を sendmail から postfix に入れ替える作業を。これまでの自宅サーバは、MTA に postfix を使い、Maildir 形式で保存したものを、IMAP サーバ経由でアクセスしていた。その一方、Solaris のデフォル…

IP Filter で ssh 以外の接続を禁止

新しいサーバは当面、SSH 以外の接続要求は全て拒否する方向に振っておいて、必要になったら都度穴を開けるということに。ちなみに、デフォルトで IP Filter が無効で、仮に有効にしたとしても設定記述が空=無効と同じ状態、ってのは、今時のセキュリティ設…

ユーザ追加と、ホーム領域の "zfs create"

OpenSolaris をインストールする際に作成される、管理用ユーザのホーム領域は、ZFS の rpool プール内の /export/home 配下に、新たに "zfs create" される形で作成される。で、ユーザ追加コマンド(useradd)のデフォルト挙動が、これと同じだと仮定するなら…

Solaris で NTFS/ext2 をマウント

USB ブートした Linux から ext2 ファイルシステムの fsck が完了したので、肝心のデータ吸出し@Solaris の実施などを。とは言っても、作業手順の基本は瀧さんのエントリに書いてある通り。まずは、Belenix から FSWpart と FSWfsmisc を入手して、パッケー…

自宅サーバ緊急リプレース

長年稼動していた自宅サーバが、停電のショックでお亡くなりに。まぁ、元々落雷のショックでオンボード NIC がアレしてしまったのを、手元にあった 10BASE-T な蟹 NIC を拡張スロットに挿したらサックリ起動してしまったので、知らん顔をして使い続けていた…