彷徨えるフジワラ

年がら年中さまよってます

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

OpenSolaris 勉強会 2012.01

東京 OpenSolaris 勉強会主催の 2012.01 勉強会に参加してきた。"The Art of Network Protocols RIP編" 枠は、RIP による経路情報伝播を可視化する話。そして赤青メガネで画面を見つめる謎の集団化する参加者(笑)。『飛び出す経路情報!』という発想は無かっ…

revset の "remote()" に振り回される

Mercurial の 2.1 版リリースに向けてメッセージ翻訳をしていて、revset の "remote()" の仕様が良く分からなかったので、動作確認してみたら、どうもバグを見つけたみたいだったので、急遽修正パッチ&確認テストの作成をすることに。今日も『TokyoMercuria…

中間リビジョンの事後導入

※ Emacs の shell バッファ上における "hg qrefresh -i" 実行に関して追記@2012/02/08 TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その4。TokyoMercurial #1 当日に、参加者から以下のような質問が: MQ を使って修正作業を行う際に、想定以上に…

series ファイルを直接編集せずにパッチ適用を制御

TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その3。MQ で管理しているパッチが複数ある場合、適用順序を入れ替えたり、適用の要否を制御したくなったりすることが多々ある。純粋に適用順序を入れ替えたい場合、僕なら脊椎反射的に .hg/patches/se…

逆向きパッチの生成

※ "hg diff" の --reverse オプションに関する記述を追加@ 2012/02/08 ※ Windows のコマンドプロンプトで revset 記述を使用する際の注意事項に関する追記あり@2012/02/06 TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その2。コミット済み履歴に…

"hg rollback" のガード機能

TokyoMercurial #1 で話題になった件の詳細シリーズ - その1。ちなみに、TokyoMercurial #1 開催日の 01/14 から随分時間が経っているのは、決して忘れていたとかではなく、なんとか 2.1 版リリースに間に合わせようと case insensitive filesystem 対応の…

Mercurial の文字コード設定説明ページを更新した

TokyoMercurial #1 参加の際に気になったトピックについて、詳細を書こうとおもったのだが、そういえば『日本語の取り扱いってどうなってるんでしょう?』という質問があったなぁ、と思い出した。職場とかでの導入/普及の際に、やっぱり日本語の取り扱いの…

TokyoMercurial #1

TokyoMercurial #1 に参加してきた。# 公式ページは bitbucket 上に開催/運営お疲れ様でした! > id:troterとりあえず、現時点で思い付く範囲で Keep/Problem/Try をまとめてみた。 Keep ホワイトボードが使い放題なのは良かった。Wi-Fi/電源等のインフラ…

Wi-Fi 経由での Kindle へのファイル転送

『Send to Kindle』なるものがリリースされた模様。一番の肝となるのが、仮想プリンタとして「Send to Kindle」が追加されることによって、印刷できるものであれば何でも転送可能になるという点。とりあえずブラウザで適当なウェブページを開いて、『印刷』⇒…

Mac OS HFS+ におけるファイル名文字コード

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその5。またもや case insensitive とは関係の無い話。"\xc4\xb0" というバイト列を名前に持つファイルを生成する状況を想定する。Windows において、Python の…

case の insensitive と preserve

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその4。case insensitive filesystem とは言うものの、あくまで『文字大小に関わらない一致判定を行う』というだけで、文字大小に関する情報が破棄されるわけで…

Python のファイル I/O API と文字コード

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその3。でも case insensitive とは関係の無い話を。今回の作業で知ったのだけれど、Python のファイル I/O 系 API では、引数が Unicode かバイト列かに応じて…

トルコ文字と case insensitive filesystem

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその2。トルコ語 (Turkish) の文字には、『アイ』(I) の文字のバリエーションに以下の4つがあるらしい。 U+0049: LATIN CAPITAL LETTER I U+0069: LATIN SMALL …

グルジア文字と case insensitive filesystem

Mercurial で case insensitive filesystem 周りの修正をする際に仕込んだ知識のまとめエントリその1。グルジア語 (Georgian) の文字 U+10A0 と U+2D00 は、Unicode 仕様上は大文字/小文字の関係にあるので、例えば最新の Python 処理系で以下のような条件…